パンジー・ドラキュラの育て方

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パンジー・ドラキュラの基礎データ

パンジー・ドラキュラ
科名
スミレ科
属名
スミレ属
学名
Viola hybrid
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
パンジー・ドラキュラの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

パンジー・ドラキュラの特徴は?

パンジー・ドラキュラはスミレ科スミレ属の品種。サトウ園芸の佐藤勲氏によって作出されました。フリルが大きくうねって、重なって、パンジーの雰囲気を残しつつも、バラボタンのような独特な造形に仕上がり、渋い色合いのはずなのにグラデーションが見事で派手でもある。名前も効いてると思いますね。ただ、人によっては「あんまり…」と思うかもしれない。まぁ、好みってあるので。

庭にいくつも植えて遠目に見るより、6号くらいの鉢に1苗を植えて、近い距離でのんびり眺めるのがいいと思う。

花が咲くと、その花が長く咲くので花ガラ摘みが楽。小輪系は次々咲く代わりに花ガラ摘みがキツイ。特に春になると全く追いつかずにギブアップする。ドラキュラの類のフリル系ではそういうことはないです。

人気の品種で品切れになっている。ホームセンター・店舗でも品薄なのでどうしても欲しいならネットショップで購入した方がいいかもしれない。ちょっと苗がお高く、ネットショップだと送料も入るので店舗で買いたいよなぁ。それに意外と個体差があって、色合いの印象が同じ花色でも株によって違う。そういう点も考えるとやっぱり店舗で買いたい。
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水やり

ドラキュラを鉢植えにした場合は、土が乾いたら、鉢底の穴から水が出るくらいにしっかりと水をやるという通常の水やり。ただ、冬の植物の割に水を吸い上げるため、意外と水切れしやすいですので、様子を見て水やりをしっかりとしましょう。

水やりのときにドラキュラの花に水をかけると花が傷みやすいので、葉っぱを持ち上げて、土に水を注ぐといいです。

庭植えの場合は自然の雨である程度は大丈夫ですが、様子を見て水やりをするといいです。

肥料

秋から春にかけて、開花している間は一ヶ月に一回化成肥料をやるか、週に一回か2週に一回、液体肥料をやります。肥料はドラキュラの開花の量に合わせて調節しましょう。

ドラキュラは花が大きく花びらが大きいので肥料が切れると花が途切れる。日光・水・肥料が揃えば良く咲きます。

植え替え・植え付け

時期…涼しくなってから

ドラキュラは高温が苦手なので最高気温が20度を切ったあたりから植え付けを始めます。それより高いと植え付け後に花茎が徒長したり、腐って枯れることもあります。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。パンジー・ビオラの専用の土もありますが、パンジー・ビオラに関しては普通の培養土でもそんなに変わらないです。

鉢植えの植え付けの手順は?

6号鉢ならドラキュラを1苗、8号〜10号鉢なら3苗を植えます。横長プランターなら2苗〜3苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、高さを調節し、苗が鉢のフチから2cm下になるようにします。ここに水やりの時に水をためる「ウォータースペース」になります。ドラキュラの苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。これで完成です。

庭植えの手順は?

庭土を深さ20cm掘り返し、土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加し、化成肥料を説明書の容量だけ入れ、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせると土が馴染んで根が広がりやすくなるんですが、そこまでしなくても問題はないです。

穴に用土を半分だけ戻し、ドラキュラの苗を配置します。苗は少し根をほぐすと広がりやすいです。苗同士は20cmほど間隔を空けて置き、隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所

日当たりで管理します。半日陰・木陰でも栽培はできますし、開花もしますが、花が少なくなるので避けましょう。ドラキュラのメリットがなくなっちゃいます。

寒さに強く、土が凍結しても枯れません。寒くなるほど発色が良くなり、フリルが強くなるので戸外でしっかりと寒さに当てましょう。でも、そんなに寒いときは流石に活動が止まっていて、開花もしなくなるのでできれば凍結しない・寒風が当たらない場所に移動できるといいですが、気にしなくてもいいです。

夏越し?春になったら別の植物を植える?

春になり高温になると蒸れて弱り、枯れ込んできます。夏越しさせることもできなくもないですが、一般的にはしません。春〜夏に開花する植物に植え替えましょう。春から夏の定番を参考にしてください。

夏越しに挑戦した人はビオラ・パンジーの夏越しのコツのページを参考にしてください。

花ガラ摘み

花が萎んできたら、花を摘んでしまいましょう。放置していると花が傷んで病気の元になることもありますし、次の花が咲きづらいです。この花ガラ摘みを継続してできるようになるとガーデニングの初心者卒業です。

切り戻し

切り戻しをするとその下の葉っぱから新しい芽が出て、葉が増え、花が増えます。花がひと段落したら切り戻しをして脇芽を出させ、花を増やしましょう。

切り戻しは時期によって目的が違うので以下のページを一読するといいです。

病害虫

アブラムシナメクジヨトウムシ、灰色かび病、コガネムシなどが発生するが基本的に発生は春になってからです。
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