クレマチス・アンスンエンシスの育て方…剪定の時期はいつ?
目次
クレマチス・アンスンエンシスの特徴は?剪定の時期と手順増やし方…挿木と取木植え替え・植え付け管理場所水やり肥料病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- クレマチス・アンスンエンシス
- 科名
- キンポウゲ科
- 属名
- センニンソウ属
- 学名
- Clematis anshunensis
- 別名
- 冬咲きクレマチス
- 耐寒
- マイナス15度〜マイナス10度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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クレマチス・アンスンエンシスの特徴は?
クレマチス・アンスンエンシスは中国原産の冬に開花する常緑の
クレマチスの一種。自生地は山林のフチです。
クリスマスごろからツボミが開きはじめ、年明けの真冬に真っ白でベル型の花を咲かせます。冬に開花するクレマチスは他にシルホサ、ナパウレンシス、グレウィーフローラなどもありますが、よく生育して開花するアンスンエンシスが一番「冬咲きクレマチス」として流通している。開花後には綿毛の種を作るのも魅力的です。
常緑で春から夏にツルを伸ばして、この伸ばしたツルの節から花を咲かせますので、しっかりと生育させてたくさん花を咲かせましょう。
生育旺盛で花が吊り下がって咲くのでフェンスに絡ませて見上げるか、ハンギング鉢にして吊るすといいです。
樹高3m〜4m
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剪定の時期と手順
開花が終わってから6月までにアンスンエンシスのツルを半分の長さに切っておきます。これはツルが長いと邪魔になるからで、邪魔じゃないなら切らないでもいいです。切ると新芽が出て8月以降にのびたツルの節から花が咲き、小さくまとまるので
剪定した方がいいです。特に鉢植えはツルをほどいてから切ってしまい、仕立て直します。
仕立て直しについては
蔓下げ(ツルサゲ)の方法のページを参考にしてください。
増やし方…挿木と取木
春から初夏の間であれば、
挿木で株を増やすこともできます。2節が土に埋まるようにして、乾燥しないように明るい日陰で管理していると発根します。
剪定したときに出たツルでやるといいです。
クレマチスの挿し木の方法のまとめ
クレマチスの取り木のまとめ植え替え・植え付け
時期・頻度
夏以外であれば多少ズレても植え替え・植え付けは可能です。ただし、ツボミがあるとき、開花しているとは植え替えは避けます。この時植え替えるとツボミが落ちます。
アンスンエンシスは根をいじると枯れる(枯れやすい)ので、植え替えの際は土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替えましょう。
大体二年に一回植え替えをすることになります。
根詰まりすると水切れしやすくなり、葉っぱが黄色くなります。プラ鉢の場合は鉢がパンパンに膨らむこともある。早めに植え替えをするといいです。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。
クレマチスの
専用土ってのもあります。
鉢の植え付け・植え替えの手順
7号〜
8号鉢にアンスンエンシスを1苗を植えます。鉢はプラ鉢でいいですが深めの鉢にしましょう。鉢の底に鉢底ネットを敷いて鉢底石を2cm入れ、
用土を少し入れて、アンスンエンシスの苗を入れて、隙間に用土を入れて最後に水をやります。
苗の土はほぐさず、少し深めに植えるといいです。詳細は
クレマチスの鉢植えの植え方のページを参考にしてください。
植え替えの場合は土を落とさないで少し大きな鉢に植え替えましょう。
庭植えの植え付けの手順
庭植えも可能です。深さ30cm〜40cmを掘って、
苦土石灰で中和してから、中和が終わってから
腐葉土か
堆肥を入れ、化成
肥料を入れて混ぜて用土を作ってからアンスンエンシスの苗を植えます。苗は少し深めに植えると土に触れた節から発根して、よく生育します。
よし詳細は
クレマチスの庭植えのやり方・コツのページを参考にしてください。
管理場所
日当たりか
半日陰で管理します。半日陰だとアンスンエンシスの開花が鈍くはなりますが、枯れるほどではないので半日陰でもいいですが、できるだけ日当たりで管理します。
耐寒温度はマイナス15度〜マイナス10度と寒さには強いですので、アンスンエンシスは庭植えでも越冬は問題ないです。
水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。ただし、アンスンエンシスの根が土にしっかりと広がるまでの植え付け後の二週間〜一ヶ月は注意して
水やりをしてください。
鉢植えの場合は鉢の土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。夏は水切れしやすいので毎日朝夕二回しっかりと水やりをしましょう。
肥料
夏以外の生育している時期は液体肥料を2週に一回か、緩効性化成肥料を一ヶ月に一回施肥します。アンスンエンシスはよく茂りますし、開花が多いのでしっかりと施肥しましょう。肥料が少ないと開花が鈍くなります。
病害虫
サビ病、
灰色カビ病、
ウドンコ病、立ち枯れ病、
アブラムシ、
コナジラミ、
ハダニ、センチュウ、
ハモグリバエ、イモムシなど。
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