ガーベラの花に似ている植物たち…ヒマワリ、マーガレット、エキナセアなどなど
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ガーベラに似ている花たち
ガーベラは、その鮮やかな色彩と美しい花形で多くの人々に愛されています。ガーベラに似た花も多く存在し、それぞれが独自の魅力を持っているんですが、よく知らないとみんな同じに見えるんですよね。
今回は、ガーベラに似ている花たちを紹介します。
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まずはガーベラを確認
ガーベラは外側の花びらである舌状花と中心の筒状花とに分かれています。この形状は
キク科でよく見られるので、ガーベラに似ているということはキク科が多いですね。似ているのも当然って感じです。
以下のページを見る前に、花の形状と葉っぱの形を覚えておいてください。特に覚えておきたいのは、
葉っぱはペラっとしたもので、多少フチが凹んでいるところがありますが、基本的には楕円というべき形状です。
これを覚えておくと、他の植物とは
アークトチスを除いて全然違うのがわかり、区別がつきやすくなりますよ。
それでは見ていきましょう。
アークトチス
アークトチスはキク科の
多年草で、南アフリカ原産です。春から秋にかけて(4月から10月)開花し、植え付けの適期は春(3月から4月)です。
花色が若干渋い印象があるんですが、花はぱっと見では区別がつかないです。葉っぱの色が少し白いだけであとは同じ。ただアークトチスを見ることがほぼないので、区別することがないかなと思う。
キンセンカ・フユシラズ
キンセンカはキク科の
一年草または多年草で、地中海沿岸原産です。春から夏にかけて(4月から6月)開花し、植え付けの適期は春(3月)か秋です。
早春に流通して植え付け、春に開花する。昨今流通するキンセンカ(
カレンジュラ)は八重咲が多く、ガーベラに似てるっちゃ似てるけど、ちょっと印象が違うかなとも思う。その一方で「
フユシラズ」は、大きさは全然違うとはいえ、ガーベラにかなり近いですね。
ローダンセマム
ローダンセマムはキク科の多年草で、地中海沿岸原産です。春から初夏にかけて(4月から6月)開花し、植え付けの適期は春(3月から4月)です。
ガーベラと花の形状は似ているんですが、花の大きさが違いますね。また、花色も少しローダンセマムの方が渋く、葉っぱの色も白みがかっていて、葉は細く分かれています。
マーガレット
マーガレットはキク科の多年草で、カナリア諸島原産です。春から秋にかけて(4月から10月)開花し、植え付けの適期は春(3月から5月)または秋(9月から10月)です。
ガーベラよりも名前は知られているのかもしれないですね。マーガレットは好き!嫌い?の花占いで使う花だとされます。画像を見れば葉っぱの形状が違うのがわかりますね。ちなみに画像の中でマーガレットの花びらが尖っているのは花が終わりかけているだけです。
エキナセア
エキナセアはキク科の多年草で、北アメリカ原産です。夏から秋にかけて(7月から10月)開花し、植え付けの適期は春(4月)です。
ハーブとしても利用される植物。中心の筒状花が少し盛り上がっていて、なんならほとんどこのコンモリだけのこともある。頑健で育てやすく、毎年開花するものも多くあります。
ガザニア
ガザニアはキク科の多年草で、南アフリカ原産です。春から秋にかけて(4月から10月)開花し、植え付けの適期は春(4月から5月)です。
庭によく植えられていて、ガーベラと間違えやすいかなと個人的に思うナンバーワン。流通しているのに名前が知られていないのかなと思う。葉っぱの緑が濃く、裏に毛が生えて白いのと花色の印象が、ちょっと渋い。知っているとなら違いはわかります。
ルドベキア
ルドベキアはキク科の多年草で、北アメリカ原産です。夏から秋にかけて(7月から9月)開花し、植え付けの適期は春(4月から5月)です。
いろんな種類のルドベキアが流通しているんですが黄色の花びらのものが多いですね。筒状花が出っ張っている品種が多いので、それを知っていれば、ガーベラとは間違わない。でも、エキナセアとは区別がつかないと思う。
ヘリアンサス
ヘリアンサス(
ヤナギバヒマワリ)はキク科の多年草で、北アメリカ原産です。夏から秋にかけて(7月から9月)開花し、植え付けの適期は春(4月から5月)です。
ヒメヒマワリ
ヒメ
ヒマワリ(
ヘリオプシス)はキク科の多年草で、メキシコ原産です。夏から秋にかけて(6月から10月)開花し、植え付けの適期は春(4月から6月)です。
キク科らしい小さな花を長期間咲かせるのが特徴。
コスモス
コスモスはキク科の一年草で、メキシコ原産です。夏から秋にかけて(8月から10月)開花し、植え付けの適期は春(4月から6月)です。
コスモスというと秋の花で、春から開花しているガーベラとは開花時期が違うため、間違うことはなかなかないけども、しかしキク科らしい形状の花で、似ていることは間違いないです。コスモスの方が茎が細く、風に揺れるので繊細な印象にはなりますね。
ジニア
ジニアはキク科の一年草または多年草で、メキシコ原産です。夏から秋にかけて(7月から10月)開花し、植え付けの適期は春(4月から5月)です。
小花が長期間開花する。最近はいろんな色合いが増えているが、基本的には黄色。花の大きさが違い、ガーベラに比べると花びらの数が少ないので、画像を比べれば違いははっきりと分かる。
リビングストンデージー
リビングストンデージーは
ハマミズナ科の一年草で、南アフリカ原産です。春から初夏にかけて(4月から6月)開花し、植え付けの適期は春(3月から4月)です。
形状こそガーベラなどのキク植物に似ているんですが、草丈は低く、多肉の葉っぱを持っているので違いはハッキリしていますね。
色合いと花形: リビングストンデージーは、赤、ピンク、黄、オレンジ、白など多彩な色の花を咲かせます。花形はガーベラに似ていますが、花弁がより細長く、放射状に広がります。
草丈: リビングストンデージーは10~20cm程度で、ガーベラよりもかなり低くなります。
葉っぱ: リビングストンデージーの葉は
多肉植物のように肉厚です。
ダールベルグデージー
ダールベルグデージーはキク科の一年草または多年草で、北アメリカ原産です。春から秋にかけて(4月から10月)開花し、植え付けの適期は春(4月から5月)です。
小さな黄色い花で、葉っぱの形状も違い、見間違うことはほぼないですね。
ベビーサンローズ
ベビーサンローズ(
ハナツルソウ)は
ツルナ科の多年草で、ヨーロッパ原産です。春から秋にかけて(4月から10月)開花し、植え付けの適期は春(3月から5月)です。
肉厚な葉っぱで乾燥に強く、ロックガーデンでの栽培…というか
雑草に近く、庭で侵食されている人は多いかなと思います。キク科ではないんですが、似たような形の花を咲かせます。葉っぱが肉厚でツル性なので、違いをしっていれば見間違うことはないですね。
サンビタリア
サンビタリアはキク科の多年草で、メキシコ原産です。夏から秋にかけて(6月から10月)開花し、植え付けの適期は春(4月から5月)です。
色合いと花形: サンビタリアは黄色の小さな花を咲かせます。花の中心部は暗い色をしており、ガーベラに似た形状の小型の花を持っています。
草丈: サンビタリアの草丈は約20~30センチメートルと比較的低く、ガーベラよりも小型です。
葉っぱ: サンビタリアの葉は小さくて楕円形をしており、やや光沢があります。ガーベラの葉よりも小さく、繊細な印象です。
ヒマワリ
ヒマワリはキク科の一年草で、北アメリカ原産です。夏から秋にかけて(6月から9月)開花し、植え付けの適期は春(4月から5月)です。
ヒマワリとガーベラは一見すれば違うのはわかると思います。草丈も違うし、花色・葉色が違う。でも、意外とごっちゃになってる人って多いと思います。花をよく知らない人はね。
ダリア
ダリアはキク科の多年草で、メキシコ原産です。夏から秋にかけて(7月から11月)開花し、植え付けの適期は春(4月から6月)です。
大きな花で、何よりその花に透明感があり、夏に咲く姿は美しい。ただ、色合いがちょい渋い、独特なものが多く、好む人を選びますね。
最後に…
ガーベラに似ている植物を羅列してみました。参考になりましたか?
それでは、また。
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