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アジサイ・アナベルの育て方…剪定の時期は?鉢植えの植え替えの時期は?

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アナベル
目次
アジサイ・アナベルとは?
剪定も時期と方法
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
水やり
肥料
病気・害虫
関連記事
学名などの基礎データ
アナベルの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
アナベル
科名
アジサイ科
属名
アジサイ属
学名
Hydrangea arborescens 'Annabelle'
耐寒
マイナス30度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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アジサイ・アナベルとは?

アナベル:アジサイ・アナベルとは?
アジサイ・アナベルはアジサイ科アジサイ属アメリカノリノキ(Hydrangea arborescens)の園芸品種。開花が多く、色合いも素敵です。アナベルの管理方法はほとんどアジサイと同じですが、剪定が違います。

通常のアジサイは翌年の花芽をつけるのが8月中旬。そのためコレ以降に剪定を行うと翌年は花が咲きません。翌年も花を咲かせるためには、7月いっぱいには、その年咲いたアジサイの花を切っておかなくてはいけません。そうでないと萎んだ花を切り取るときに翌年の花芽まで切り落としてしまうからです。

ところが、アジサイは花が萎んだ後もドライフラワー状態で花の形を残しているために、なかなか人情として切り落とせません。その点、このアナベルは花芽が4月の新芽に付くために、咲いた花をそのままにしておいて問題ないわけです。剪定は開花後から3月の間ならいつでもよく、アジサイ初心者の入門にはうってつけです。
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アナベルの仲間

八重咲のヘイズスターバストや花が大きいジャンボアナベルなんてのもあるので、植える前にチェックするといいです。
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ピンクアナベルはピンクなんですが、花は小さめで密度が低く、あまり人気がないです。
ピンクアナベル
ピンクアナベル
アジサイ科アジサイ属Hydrangea arborescens 'Pink Annabelle'

その他の種類のアジサイについては以下のページを参考にしてください。
紫陽花(アジサイ)の育て方…剪定はいつ?どこで切るといい?
紫陽花(アジサイ)の育て方…剪定はいつ?どこで切るといい?
アジサイ科アジサイ属Hydrangea
ガクアジサイ
ガクアジサイ
アジサイ科アジサイ属Hydrangea macrophylla
ヤマアジサイ(山紫陽花)の育て方
ヤマアジサイ(山紫陽花)の育て方
アジサイ科アジサイ属Hydrangea serrata
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剪定も時期と方法

アナベル:剪定も時期と方法
アナベルは、アジサイやガクアジサイなどと違い、新枝咲きで花芽が早春に新しく生えてくる枝に付くので、4月以降から開花までに剪定を行わなければ、いつでもかまいません。

アナベルの花が終わったら枝を切り戻します。ベテランの人は、バッサリと地表から数節か10センチくらいまで切り戻しますが、そうなると庭にコッポリと穴が開きますので、適当な大きさに剪定してもいいです。

古い枝には花がつかない。古い枝っていうのは、昨年からある枝のこと。古い枝は適当に剪定する。冬の間は古い枝しか残っていないので、この時に邪魔な古い枝を処理すると楽。

春になると新芽と古い枝が混在するので、早い方が楽ですが、ギリギリでもOK。古い枝は残しておいても構いませんが、どうせ花も咲きませんし、アジサイ・アナベルは頑健だから少々いじめても枯れません。バッサリいきましょう。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

地植えも鉢も植え付け・植え替えの時期は11月から梅雨までです。アナベルは水を欲しがり、乾燥が苦手なのでできれば休眠時期にあたる11月〜3月くらいにしておきたい。4月以降も植えつけ、植え替えは可能ですが乾燥を考えると休眠時期が無難です。

鉢植えであれば根がよく張るので、最低でも2年に一回、基本的には毎年植え替えをします。

地植えは一度植えればそのまま植えっぱなしでいいのですが、何年かすると混ぜ込んだ腐葉土堆肥が分解されて、スカスカになってしまい開花しないこともあるので、3年か4年に一回、腐葉土か堆肥を追加しておくといいです。

用土

土はこれといって選びません。市販されている花と野菜の土で植え付けをします。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を規定量入れたものをよく混ぜて用土とします。pHで色は変わらないので、土のpHは問いません。
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鉢植え

鉢は水切れ予防のためにもできるだけ大きなものを用意します。最低でも8号以上、10号以上の大鉢でもいいです。水切れを避けるために素焼き鉢は避けましょう。
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古い鉢から株を取り出し、古い土をスコップやフォークなどでガシガシとつついて三分の一ほど落とし、古くて変色した根をハサミで切って取り除きます。

ひとまわり大きな鉢か、同じ大きさの鉢を用意し、その鉢の底の穴を、鉢底網で塞ぎます。その上に鉢底石(軽石)を2cm入れて、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れ、最後にしっかりと水をやります。できれば植え替え後1週間ほどは日陰で養生してから、通常の管理にします。
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地植え(庭植え)

深さ30cm〜50cm、直径30cm〜50cmの穴を掘って、水もちよくするために腐葉土か堆肥を3割追加して、化成肥料を規定量足して、混ぜて用土とします。できるなら1週間寝かせて土を馴染ませてから植え付けます。

用土を半分戻して、株を入れます。隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水やりをします。植え付け後の1週間か2週間は根が広がっていないので、水やりを毎日してあげてください。

管理場所・日当たり

日当たりを好みます。

通常のアジサイは半日陰が向いていますが、アナベルだけは日当たりが向いています。とはいえ半日陰でも栽培に問題はありません。半日陰だと花が小さくなりますが、枯れることはありません。

寒さには強いですから、防寒も不要です。

水やり

アナベル:水やり
アジサイ・アナベルを庭植えした場合は、植え付け直後一週間程度は水をしっかりとやりますが、芽吹いてきたらあとは降雨だけで十分で、日照りがあったり、雨が少なくて、葉っぱが元気が無いようであれば、水をやりますが、基本的に放置で十分です。

鉢植えにした場合は、土が乾いていたら水をしっかりとやります。アジサイ・アナベルは水切れに弱く、地上部に対して鉢が小さいと更に水切れ頻度が増しますので、出来れば庭植えしてください。
アジサイの夏の水やり・乾燥対策…腰水など
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肥料

アジサイ・アナベルは開花量が多いので追加の肥料を必要とします。6月~7月に一回、12月~2月あたりに一回、寒肥として、固形肥料を置くか、土に混ぜ込んであげます。
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病気・害虫

ほぼ病気害虫は見られないですが、たまに一般的なアブラムシハダニカイガラムシといったものが見られます。でも、それより水切れの方が問題になりやすいです。
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