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プリンセチアの育て方

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プリンセチア
目次
プリンセチアとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
矮化剤について
短日処理について
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
プリンセチアの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
プリンセチア
科名
トウダイグサ科
属名
トウダイグサ属
水やり
水を好む
場所
日の当たる室内
難易度
中級者向け
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プリンセチアとは?

プリンセチアはトウダイグサ科ユーフォルビア属の常緑低木ポインセチア園芸品種。花いろがこれまでのポインセチアよりも鮮やかで、淡いものが多く、目をひくことからギフト・自宅用に人気の品種です。

育て方はポインセチアと同じです。管理場所が悪いとすぐにしぼんでしまい、復帰しないことも。冬に流通しているので、寒さに強いイメージがしますが、熱帯出身で霜に当たると傷んで枯れます。

プリンセチアを冬や春に楽しむだけなら簡単ですが、翌年も花を「綺麗」に咲かせるには短日処理が必要で、骨が折れます。ただ、枯らさないで栽培するのは簡単です。プリンセチアは暑さで枯れるということはありません。
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水やり

プリンセチアの鉢の土が乾いていたら、鉢底から水が染み出すくらいにしっかりと水をやってください。濡れているうちは水はやらないでください。受け皿の水は捨ててください。水が切れると葉っぱが垂れるので、少しくらいなら垂れてから水をやっても間に合うので、水をやってください。

春以降も土が乾いたら水をしっかりとやってください。店頭で購入したり、ギフトで貰った鉢は地上部に対して小さく作られていますので、そのままにしておくと、非常に水切れしやすくなります。

肥料

4月〜10月に薄い液体肥料を2週に一回やるか、緩効性固形肥料(化成肥料)を1ヶ月に一回やります。ただし、真夏に暑さで生育が止まった場合は、肥料はストップしてください。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

毎年植え替えをします。植え替え時期は春が最適ですが、根が詰まっているようであれば、真冬以外は大丈夫です。

店頭で売られているプリンセチアは株に対して小さい鉢に植えています。これはいじめたほうが花が咲きやすいということと、デザインのためです。このままにしておくと、根詰まりして水切れしやすくなりますので、出来れば植え替えをします。

用土

観葉植物用の土で植え替えをするか、ポインセチアの土で植え替えをします。自作する場合は、赤玉土6腐葉土3パーライトか川砂1を混ぜた土で植え付けをします。
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●腐葉土が臭いので観葉植物の土が匂いが無くて良いです。

鉢植えの植え替え

春(4月〜5月)であれば植え替えのストレスを生育時期に取り返せるので、古い土を落とし、根を整理して植え替えも可能です。

鉢から抜いた根から三分の一ほど土をほぐし、古くて傷んだ根を取り除いてから、植え付けします。ほぐした方が根が付きやすくなります。

鉢はひとまわり大きなものか、同じ大きさのものを用意します。できれば1号か2号大きな鉢を用意します。用意した鉢の底の穴を鉢底ネットで塞いで、鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れ、用土を少しいれ、株を入れて、隙間に用土を入れ、最後にしっかりと鉢底から水がでるくらいに水をやって完成です。

もしも春以外に根詰まりなどで緊急に植え替えをする場合は土を落とさず、根を崩さずにひとまわり大きな鉢に土を足して植え替えます。

植え替えはポインセチアと同じなので詳細はポインセチアの植え替えのコツのまとめ(用土・鉢・時期)を見てください。

管理場所・日当たり

日当たりで管理します。冬はできれば10度以上の室内がこのましいですが、5度以下にならなければ戸外でも越冬可能です。鹿児島あたりではポインセチア(プリンセチアではないですが)が露地に自生して毎年咲いています。

春以降も同様に戸外でも室内でのいいので日当たりで管理します。ただし真夏の直射日光には傷んでしまうので、真夏は半日蔭か明るい日陰で管理します。

秋まで戸外で管理している場合、霜が降りる前に取り入れてください。
●プリンセチアは夜の時間が13時間以上の日が90日続くと花芽がつきます。花芽がつかなければ開花しません。戸外で霜が降りる直前まで管理していれば、(地域にもよりますが)条件は満たされます。ただし街頭の明かりなどが当たっても昼と認識するので注意してください。

参考:室内と戸外での日光量の違い霜に当たると植物が枯れる理由

暖房の風に注意!

室内で管理する場合、クーラーや暖房の風に当たらないようにしてください。冷暖房の風は乾燥していて、プリンセチアはすぐにカリカリになります。直撃しなければいいです。

ものに当たったり、こすれたりして変色…

プリンセチアにスカートの裾が当たったり、物が当たっただけで、傷ができ、葉っぱに白い樹液がプチプチと出てきます。こうなると、その部分から先は黒く変色して枯れてしまいます。プリンセチアは意外と繊細。人が通る場所や、モノが当たる場所には置かないようにしましょう。

また、この白い乳液は人によってはカブれますし、ペットにとっても危険なので、人が当たらない場所で管理するようにしましょう。
参考:ペットに危険な観葉植物たち

矮化剤について

ポインセチアって実は樹木です。私たちが知るポインセチアは背が低くて草木のようですが、本来は大きいのです。ポインセチアが小さいのは、矮化剤で小さくしているからです。そのためポインセチアを育てていると徐々に大きく育ってきます。

短日処理について

プリンセチアは短日植物といって日照時間が短くなると花芽をつけるのですが、蛍光灯の明かりを浴びても「昼」と認識して、花芽をつけないのです。そこでダンボールで夕方五時からあさの7時まで光を遮断する作業を最低90日続けます。しかも一日でも忘れるとダメという厳しさ。

まーーーー面倒。

でも咲かせる人は何もしなくても毎年咲かせるんですよ。夜はちゃんと暗くなる場所で管理していれば咲きます。ようは環境次第で短日処理する必要はないのですね。ただ短日処理しないと「綺麗」なピンクにはなりません。
短日処理はポインセチアを赤くする!短日処理のやり方のページを参考に。

病気・害虫

気温が上昇するとコナジラミカイガラムシハダニコガネムシの幼虫などが発生しやすくなります。継続して栽培するなら、春以降はオルトランを使って予防するといいです。

特徴・由来・伝承

プリンセスとポインセチアを混ぜたネーミングのポインセチアの園芸品種。通常のポインセチアよりも、花びらが小さく鮮やかで、八重咲きもあります。育て方はポインセチアと同じですので、ポインセチアを育てられるのであれば、問題なく育てられます。
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