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イレシネの育て方
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ヒユ科
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最終更新
2022-01-28
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イレシネの基礎データ
科名
ヒユ科
属名
イレシネ属
学名
Iresine herbstii
別名
マルバビユ、ケショウビユ
水やり
水控え目
場所
冬は室内 夏は外
難易度
中級者向け
イレシネとは?
イレシネは
ヒユ科
のアメリカ・オーストラリアなどの熱帯〜温帯に自生する
多年草
。花も咲きますが基本的には
観葉植物
。
自生地では多年草なのですが、冬の寒さに若干弱く、春から夏のカラリーフとして楽しんだら冬の寒さで枯れる
一年草
と割り切った方が気楽です。ですが室内に取り込めば越冬は難しいものでもありません。一年草と考えれば
初心者
向きです。
水やり
普通の植物同様に
水やり
を
乾燥にも多湿にも強い方ではなく、水切れ、過湿ともに注意します。と書くと繊細な育てにくい感じがしますが、普通に水やりをするのであれば問題なく育てられます。土が乾いたら水をやります。土が濡れているうちは水はやらないでください。水をやるときは鉢底から水が染み出す位にしっかりとやります。
冬の水やり
冬の水やりは控えて
生育していない冬は水を吸い上げる勢いが鈍っています。水は土が乾いてから数日たってやる程度に控えます。
肥料
生育期間に
肥料
を
生育時期に薄い液肥を二週間に一回程度やってください。イレシネは肥料をあまり必要とする植物ではありません。冬は肥料はやらないでください。冬に肥料をやると根を傷めて枯れることもあります。
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植え付け・植えかえ
時期
春に植え替え・植え付けを行います。
用土
用土
は市販の花と野菜の土(
培養土
)か観葉植物の土で行います。培養土には
腐葉土
が入っていて、冬に室内に取り込むと匂いがしますから、冬に室内に取り込むならば、観葉植物の土で植え付け・植え替えをしましょう。
庭植えするならば花と野菜の土(培養土)で植えてください。
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鉢の植え付け・植え替えの手順
5号鉢
に1苗くらいから始めます。鉢の底の穴を網で塞いで、その上に土が流れ出ないようにするための
軽石
を2cm敷きます。その上に用土と株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。
春に植え替えをします。植え替えの際は古い土を落とし、傷んだ根を切ってから植え替えましょう。
庭植えの手順
植え付けの1週間前に20cmほど掘り返して、腐葉土か
堆肥
を元の庭土に対して2割ほど混ぜて、化成肥料を少量足して、用土とします。一週間たって馴染んだら、苗を植えます。苗の間隔は20cm。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
種まき
霜が降りなくなった5月に種まきをします。種まき用土は
赤玉土
単用か
バーミキュライト
単用がよいです。ここに
種子
をまいて1cmほど用土を被せます。日光が当たると発芽しにくいので、しっかりと土を被せましょう。乾燥しないように日陰で管理していると2週間ほどで発芽します。本葉が4枚になったら鉢や庭に植え付けます。
挿し芽
生育時期の5月〜9月に茎を7cm前後に切って、下葉を落とします。できれば
水揚げ
をするといいです。バーミキュライト単用か赤玉土小玉単用か、
挿木
の用土に挿して、日陰で乾燥しないように管理していると3週間で発根します。発根したら鉢や庭に植え付けます。
挿し芽
で増やせるので、春に1株買って、あとは増やすというのも可能。
以下のリンクも参考にどうぞ。
挿し木でなんでも増やせるけど、種苗法に注意!
園芸用語繁殖技術・コツと知識
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管理場所・日当たり
日当たりを好みます
春から秋までは戸外の日当たりで管理しますが、あまりに真夏の直射日光が強くて
葉焼け
するようであれば、
半日陰
へと移動させて下さい。もしくは春〜秋の間、ずっと室内の日当たりで管理します。
冬越しさせるならば室内で
霜に当たると枯れてしまいます。耐寒温度は5度と熱帯地方出身の観葉としては寒さに強いのですが、
暖地
以外で冬を越すのは難しく、冬は室内に取り込む必要があります。冬は室内の日当たり…窓辺で管理します。出窓など窓の近くは昼は暖かいのですが、寒波が来ると氷点下になることもあるので、寒波が来たら部屋の中央へと移動させてください。
病害虫
炭そ病
斑点が出て黒く変色するカビの仲間。他の植物にも広がりやすいので、発生したら病変箇所を取り除き、殺菌剤を散布する。
炭そ病
病害虫
アブラムシ
小さな虫で新芽にたかって汁を吸って、変形させてしまう。一旦増えると爆発的に増えるので、発見次第駆除する。前もって
オルトラン
をまいておくと予防できます。
アブラムシの生態と防除と薬剤のまとめ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
ハダニ
小さな虫で葉っぱの裏から汁を吸う。乾燥を嫌うため、葉っぱの裏に霧吹きで水をかけてやると予防できます。
ハダニ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
特徴・由来・伝承
熱帯性のヒユ科の植物。多年草ですが、耐寒温度が5度と暖地であれば戸外の越冬も出来ますが、一般的には夏に
カラーリーフ
として楽しんだら冬には枯れる
一年草扱い
となることが多いです。葉っぱがタマゴ方で丸いことから「マルバビユ」と呼ばれることもあります。
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