アカシア・モニカ

科名 | マメ科 |
属名 | アカシア属 |
学名 | Acacia dealbata'monica' |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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アカシア・モニカとは?

耐寒温度はマイナス5度と寒さには一定の耐性がありますが、霜や寒風にあたると落葉します。「落葉=枯死」とは限りませんが、土が凍結すると枯れますので、寒冷地では鉢植えで管理して冬は室内に取り込んだ方が無難です。
強風にさらされると折れてしまうことがありますので、風の吹きぬけるような場所は避けてください。もしくは台風の前に枝を短く切ったり、強い支柱が必要です。
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水やり
土が乾いていたらたっぷりと水をやってください。アカシアは蒸れに弱く、梅雨~夏にかけて傷みやすくなります。蒸れを避けるために、土が乾いていないうちは水を与えないでください。肥料
マメ科植物で空気中の窒素を取り込むことができます。肥料は無くても十分育ちますが、リン・カリを含んだ肥料をやることで生育は早くなります。肥料が多いと病気の元になりますし、そもそも肥料をさほど必要としない種類なので、やらないほうがむしろ無難。植え付け・植えかえ
アカシア・モニカは矮性(小さい種)で、アカシア類の中ではもっとも背が低い品種です。鉢植えでも育ちます。植え付け・植え替えの時期は真冬を除いた11月〜4月に行います。
用土
用土は一般的な花と土の培養土で大丈夫です。ここにできればパーライトを1割か2割足して水はけをよくするといいです。鉢植えの植え替えの手順
アカシアモニカは根をいじられると枯れることもあるので、植え替えのときは鉢から株を取り出したら、土を落とさずにそのまま、一回り大きな鉢に植え替えます。一回りというのは現在の号に対して1号か2号大きなもののことです。鉢の大きさについては以下のページを参考に。
鉢の大きさ
鉢植えの底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れ、隙間に用土を入れて、最後に水が鉢底から出てくるくらいに、水やりをします。雑学
庭植えにするべき場所は?
ミモザアカシアと同じく、水はけの良い、日の当たる場所が好ましいです。土地が痩せていても、すくすくと育ちます。暖地であれば露地植えも可能です。関東以西であれば戸外で越冬は可能。庭植えの手順
アカシア・モニカは幼木のうちは寒さに弱いので、まずは鉢植えで10号鉢になるまで育てて、それから庭植えにするようにします。庭土を深さ40cm〜50cm、直径40cm〜50cmに堀り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を1割ほど混ぜます。水はけのいい土を好み、水はけが悪いと病気になったり、夏の多湿で枯れ込みますので、庭土が水はけが悪いようなら川砂・軽石などを混ぜて水はけをよくしてから植え付けます。
用土を半分戻して、株を入れ、隙間に用土を入れていきます。株の土・根はいじらず、そのまま鉢から抜いて、植え付けてください。アカシアモニカは根をいじられると生育不良を起こすので、一度庭植えしたら動かせません。植える場所はよく考えてください。
支柱
茎というか幹が弱いので、強風にポキっと折れやすいです。支柱を添えて折れないように支えてあげてください。管理場所・日当たり
日当たりで管理します。マイナス5度まで耐えられますので、霜くらいでは枯れません。関東では路地植えも越冬可能ですが、あまり強い寒波に会うと傷んでしまいますし、土が凍結すると枯れます。
寒さよりも、夏の蒸れの方が天敵。暑さと過湿で枯れることが多い。日本の梅雨の長雨にあたると傷みますので、この時期は軒下に移動させましょう。
剪定
花芽が夏にできるので、開花後の5月〜6月に剪定をすると、翌年の花芽を落とさないですみます。また、夏に蒸れて傷みやすいので、この時期に風通しがよくなるように枝をさばいて、葉をむしっておくといいです。特徴・由来・伝承
一般的なアカシア(ミモザアカシア・銀葉アカシア)より、背が低く、葉っぱや花も小さいので、お家で楽しむガーデニングには向いていると思います。かわいい花と綺麗な葉っぱが人気です。育て方はミモザアカシアと同じですが、アカシアモニカは背が低く、こんもりと地表を覆う感じに育つので、街路樹にも使われるミモザと同じようにはなりません。
鉢植えで楽しむと考えた方がいいです。
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