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フィカス・プミラの育て方…葉がバリバリになったら復活する?

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フィカス・プミラ
目次
フィカス・プミラの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植え替え
管理場所・日当たり
剪定
病害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
フィカス・プミラの植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
フィカス・プミラ
科名
クワ科
属名
フィカス属
学名
Ficus pumila
耐寒
0度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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フィカス・プミラの特徴は?

フィカス・プミラはクワ科フィカス属のツル性低木。小さな葉っぱに、白い斑が入っている草丈の低いグランドカバーにも使える観葉植物です。よく寄せ植えや寄せ鉢などにも使われ、庭植えにもできますし、切り花で利用されることもあります。

フィカス・プミラは室内の日当たりが少ないところでも育てることはできるのですが、室内で管理する時は水の量が微妙になるので、コツをつかむまでは難しいです。水が不足するとカリカリのミイラになりますし、水をやりすぎると腐って枯れてしまいます。基本は土が乾いていたら水をやるというもので、何度か水をやりながらコツをつかんでください。

実は、流通しているプミラは幼木なんです。だから、こんなに繊細なんですね。成木になったものはオオイタビを参考にしてください。

フィカス・プミラは短いうちは上に向いている。長く伸びれば自重で下がってきますので、ハンギングにすると下がってかっこいいです。
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葉っぱがパリパリになった

プミラの葉っぱがパリパリになったら復活しない。パリパリ部分は切ってしまい、管理を継続します。バリバリの葉っぱを放置していると水を吸って腐って病気の元になるので、必ず取り除きます。

原因は当然ながら水不足なので、葉水をしつつ、水やりの頻度を見直します。水やりの頻度がよくわからない場合は、土壌水分計で計測して判断するといいです。

全体が見すぼらしくなったら、挿木でリセットするか、いっそのこと買い直す方がいいかもしれない。高いものでもないですので。
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水やり

春から秋の水やり

生育期(5月から10月)は水を欲しがりますので、水をしっかりとあげてください。土の表面が乾いたら水をたっぷりと鉢底から染み出すくらいにやってください。この時期は水が切れるとあっという間にカリカリになります。

涼しくなってくると、生育しなくなり、水を吸い上げる力が弱くなりますので、水をやり過ぎると根が腐ってしまいます。頻度を減らして乾かし気味にしてください。
乾燥する場合は、春〜秋も葉水をするといいです。葉水は乾燥を防ぎ、葉水して土への水やりを控えることで、根腐れを防ぐこともできます。

葉っぱの裏にも水をかけるとハダニなどの病害虫を予防できます。

霧吹きは100均でも売ってますし、あれで十分です。

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冬の水やり

寒さで水の吸い上げの力が弱くなっているのですが、室内で管理していると葉っぱの水分が暖房で無くなってしまいます。しかし、あまり土に水を頻繁にやると根腐れを起こします。

そこで土への水やりは「土が乾いてから数日たってから水をやる」程度に控えて、霧吹きをかけて水分補給してやってください。空気中の湿度が高いのを好む植物なので、葉っぱに霧吹きを掛けてやらないと「カリカリ」になってしまいます。

肥料

生育時期に液体肥料を2週間に一回ほどやります。冬など生育していない時期は肥料をやらないでください。この時期に肥料をやると根を傷めて調子を崩します。

植え付け・植え替え

時期・頻度

5月〜7月の間に植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は毎年か二年に一回ほど植え替えをします。

用土

フィカス・プミラ:用土
戸外で管理する場合は一般的な培養土で植えます。室内で管理するなら観葉植物の土で植え付けします。観葉植物の土は腐葉土が少なく配合されていて、匂いが少ないので室内管理に適しています。

鉢植え

フィカス・プミラ:鉢植え
新しい鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cmほど入れて、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやります。

植え替えの場合は株は古い土から取り出して、根の古い土を3分の1ほど落として、傷んだ根を整理しておきます。土を落としたら同じ大きさの鉢に植え替えることもできます。
最初は上に伸びますが、鉢の縁までいくと垂れ下がるのでハンギングにするといいです。
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庭植え

深さ20cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

フィカス・プミラはツル性で庭植えにすると壁をよじ登って、覆ってしまい、壁を劣化させてしまうので、おすすめはしません。
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管理場所・日当たり

日光を好みます。日が当たると葉っぱの色艶も良くなり、どんどん伸びていきます。日陰は間延びしてしまいます。ですが、少々日陰でも枯れることがありませんので、室内の自然光が差し込む場所に飾るのもいいでしょう。

夏越し

フィカス・プミラ:夏越し
日光を好むものの、夏の直射日光には葉っぱが傷みます。特に斑入りの白い部分が葉焼けしやすいです。真夏は半日陰に移動させるか、窓辺に置く場合はレースのカーテンで遮光してやってください。

夏の直射日光で葉が傷みますが枯れるほどではないですので、気にしないならそれでもいいですが、キレイに保ちたいなら遮光しましょう。

越冬

0度まで耐えますが、霜に当たると傷んでしまいます。暖地では戸外で越冬も可能です。霜が降りる地域では軒下であれば戸外で越冬可能です。寒冷地では冬は室内に取り込んでください。

剪定

春〜秋の生育している時期に伸びすぎたら、剪定します。不要な枝を切ってしまえばいいです。フィカス・プミラはゴムの木の仲間で、枝を切ると白い乳液のような樹液が出ます。この汁に触れるとかぶれることがあるので、剪定作業をするときは軍手をして触れないようにしましょう。

病害虫

ハダニ
乾燥すると発生する小さなダニの仲間で葉っぱの裏に潜んで汁を吸っています。たくさん発生すると枯れることもあります。葉っぱに霧吹きで水をかけることで予防できるので、潜んでいる葉裏にも水をかけるといいです。もしくは浸透性薬剤(オルトランなど)を前もって使っておくか、発生後に薬剤で駆除します。排泄物にスス病が発生することがあったり、ウィルス病を感染させることがあります。
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アブラムシ
茎や葉にくっついて汁を吸う虫で、特に新芽にたかり、新芽が変形してしまい生育不良を起こすことがあります。前もって浸透性薬剤(オルトラン)を使っておくか、発生後に対応の薬剤で駆除します。排泄物にスス病が発生したり、ウィルス病を感染させることがあります。
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カイガラムシ
蝋に覆われた虫で、内部で動かずに汁を吸っています。少量であれば、歯ブラシなどで削ぎ落とせば、動けないのでそのまま死んでしまいます。幼虫時期は蝋に覆われておらず、薬剤が効くのですが、蝋に覆われた成虫は薬剤が効かないので、薬剤を散布する場合は2週間おきに三回以上散布しないとなかなか駆除は難しい。浸透性薬剤(オルトランなど)を使っておくといいです。
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ナメクジ
ナメクジは湿度の高い時期になると発生して葉っぱを食害します。葉っぱにヌラヌラとした跡が見られるならナメクジが発生しています。春から誘因駆除剤を何度か散布しておくと発生はかなり抑えられます。
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ダンゴムシ
ダンゴムシは通常は腐食物を食べるのですが、食べるものがなくなると生の葉っぱを食べ始めます。見た目に不快で、大量に発生するので駆除することが多いです。
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バッタ
バッタは近くの雑草に普段は潜んでいて、そこから食べにきますので、雑草を刈っておくとかなり発生は抑えられます。ちなみにバッタはメスだけで卵を産んで増えるので、栽培している入り込まれないようにしましょう。
バッタ
バッタ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ

特徴・由来・伝承

小さい葉っぱで株も小さく、立ち上がらないので、室内観葉としても人気があります。頑健でハイドロカルチャーでも育つために、男性でプミラを部屋で育てる人も居ます。

ただ、水をやり忘れると葉っぱがカリカリになって枯れることが多いです。

日本にも自生しているのですが、お店で流通するような白い附(ふ)が入っていないのと、年数が立つと全く違う外見になってしまうために、見てもピンと来ないので覚えていないだけです。
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フィカス・プミラ・サニー
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クワ科