チェリーセージ・ユニークカラーズの育て方
目次
チェリーセージ・ユニークカラーズの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- チェリーセージ・ユニークカラーズ
- 科名
- シソ科
- 属名
- アキギリ属
- 学名
- Salvia jamensis
- 耐寒
- マイナス5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
スポンサーリンク
チェリーセージ・ユニークカラーズの特徴は?
チェリーセージ・ユニークカラーズは
シソ科サルビア属の半耐寒性
宿根草(
多年草)の
チェリーセージの色違い品種のグループ。チェリーセージと呼ばれる植物はサルビア属のマクロカーパの他に、グレッギー、ヤメンシスがあり、このうちヤメンシスの色違いを集めた品種のグループの商品名(
流通名)です。
これまでチェリーセージって赤とそれに類する色の多少の違いしかなかったのですが、ユニーク
カラーズはいろんな色があります。ユニークカラーズは商品名で、それぞれに品種名があるんじゃないかと思いますが、よく分かりません。
春から秋にかけて長期間開花しますが、春から秋はもっと咲き乱れる
ペチュニア・
サフィニア・
朝顔やその他の植物があるので、「花」を求めるのであれば、そちらが適しています。チェリーセージの利点はやはり、
病気になりにくい「頑健さ」と、宿根草で毎年咲く「手間のかからなさ」です。
草丈60cm
スポンサーリンク
水やり
鉢植えの水やり
チェリーセージはむしろ乾燥を好むタイプなので
水やりは控えめがコツです。水をやりすぎると
根腐れを起こします。土が乾いてから水をしっかりとやります。土を指で触って濡れているようならば水はやらないようにします。水をやるときは、夏でも冬でも鉢の底から水が滲み出るくらいにしっかりとやってください。受け皿の水は捨ててください。
冬は地上部が枯れることがあります。地上部が枯れていても、根まで死んでいないとまた芽吹きます。地上部ないと水やりを忘れがちになりますが、水はやってください。
庭植えの水やり
乾燥する時期を除いて、自然に降る雨だけで十分です。
肥料
春から秋にかけて薄い液体
肥料を二週に一回程度やります。もしくは春に
堆肥や
腐葉土などの有機物を周囲の土に混ぜてあげます。チェリーセージ・ユニークカラーズは肥料をあまり必要としません。
ハーブ系は肥料が多いと傷んでしまうので、肥料はなしでもいいし、花が少なかったり、元気がないときにやる程度でもいいです。
真夏はあまりの高温で生育が止まるので肥料はやらないでください。また冬も生育していないので肥料はやらないでください。
植え付け・植えかえ
時期
春に植え付け・植え替えをします。春にできず、
根詰まりしているようなら秋に植え替えをします。鉢植えの場合は2年か3年に一回は根詰まり防止のために植え替えをしましょう。
用土
用土は一般的な花と野菜の
培養土か、ハーブ用の土で植えます。自作する場合は
赤玉土7腐葉土3を混ぜて利用します。庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を追加して、用土とします。庭土の
水はけが悪いなら、川砂・
軽石小粒・
パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。
庭植え
庭土を深さ20cmほど掘り返し、
苦土石灰を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加して、よく混ぜて用土とします。
庭植えにすれば、よほど乾燥する時期でない限りは水やり不要。庭植えがオススメです。ただし、庭の土がある程度の水はけがよくないと根腐れします。水はけが悪い場合は、川砂・パーライトなどを足して水はけを良くするか、盛り土・
レイズドベッドなどで対処します。
鉢植え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えをするときは古い土を3分の1ほど落として、地上部を高さ半分に
切り戻して根の負担を減らします。同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。
管理場所・日当たり
日光に当たらないとダメ。室内はダメ。ベランダも1日のうち半分は日が当たるような場所で。
越冬
南関東以南であれば戸外で問題なく越冬。霜に当たると痛んだり、地上部が枯死することがある。ただし、春になれば枝から芽吹いたり、株元から出てくるので、枯れているように見えても、春までは水をやりつつ、伐採はしないでください。
霜に当てても当てなくてもどちらでもいいですが、鉢植えで移動できるのであれば、冬は霜の降りない軒下に移動させた方がいいです。
剪定
花が咲いて、しぼんだら摘み、枝の花が先まで先切ったら、切り戻します。面倒なので株全体が一段落したら刈り込んでやると、
摘芯になってわき枝が出てきて、盛り返してまた花が咲きます。これを5月〜9月まで様子を見つつ、繰り返します。
夏の暑さ・蒸れにちょっと弱いので梅雨前・夏前のどちらかで株全体を強めに刈り込み、風通しをよくしておくといいです。
病害虫
チェリーセージは
アブラムシを寄せ付けない
コンパニオンプランツとして利用されることがあります。ただユニークカラーズにそこまで力があるかは、今のところは不明。
スポンサーリンク
関連記事