メランポジウムの育て方
目次
メランポジウムとは?水やり肥料植え付け・植えかえ種まきと採種・保管管理場所・日当たり病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- メランポジウム
- 科名
- キク科
- 属名
- メランポジウム属
- 学名
- Melampodium divaricatum
- 別名
- メランポジウム・ディバカリツム
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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メランポジウムとは?
メランポジウムは
キク科の
一年草。本来メランポジウム属は80種ほどあるが、日本で栽培されているのはメランポジウム・ディバカリツムの一種。
5月~11月の間に咲きっぱなしの嬉しい花。つぎつぎと小さく黄色い花をぽんぽんと咲かせる。
摘芯・
剪定・
切り戻しといった特別な手入れは要らない。
夏の時期では朝と夕方に水をやらないとしおれてしまう。萎れてしまうと成長が遅くなり、悪くすると枯れる。日当たりを好むために土は乾きやすいので注意しなくてはならない。
草丈40cmから80cm
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水やり
水やりの時に葉っぱにも水をかけてやると
ハダニ予防になります。
鉢植えも庭植えも7月~9月は気温が高くてメランポジュームは水が切れると葉っぱが巻いてシオシオになります。復活は難しいので、水が切れないようにしてください。花に水をかけると花がしぼみますが、次々開花するのであんまり気にしないでもいい。
庭植えの水やり
庭植えだと自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、夏の乾燥時期は乾燥で水切れするので水やりをしてください。
鉢植えの水やり
鉢の土が乾いたらしっかりと水をやってください。
春は晴れたら毎日一回水をやります。土が濡れていたら水はやりません。
夏になると土が乾いて水切れが置きやすくなりますので、朝と夕方の二回、よく乾くようであれば、夕方に二回に分けて水をやってください。
肥料
開花する間は液体
肥料を一週間に一回程度あげてください。肥料がなくっても枯れることはりませんが、肥料をあげると花つきがとてもよくなります。花が少ないとあんまり意味ないので肥料は追加してあげるようにします。
庭植えの場合は肥料は追肥不要とされる。肥料が多いと生育が逆に悪くなったり、徒長(ひょろ長くなる)したり、やたらと葉っぱが大きくなったりする。様子を見て判断する。
植え付け・植えかえ
時期
春から夏に苗が店に出回るので植え付ける。あんまり早くに植えると霜で枯れるので、霜が降りなくなってから植えるようにする。
用土
用土は市販の花と野菜の
培養土を利用します。自前で作る場合は
赤玉土6
腐葉土4を混ぜてそこに緩効性肥料を少量いれます。市販の培養土には最初から肥料が入っています。
鉢植え
メランポジウムの苗一つに対して
8号鉢(直径24cm)以上の鉢を用意します。
プランターなら苗を二つか三つ。
鉢の底の穴を網で塞いで、網の上に
軽石を2cmか3cmほど入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
庭植え
庭土を40cmほど掘り返して、庭土に腐葉土か
堆肥を3割ほど入れてよく混ぜて用土とします。用土を半分戻して、苗を入れ、用土で埋めていきます。苗は30cm間隔か20cm間隔です。30cm以上開けると大きく育ち、20cm間隔だと若干小さくなりますが、
雑草が少なくなります。最後に水をやって完成です。
種まきと採種・保管
花が終わったら
種子ができます。種子を取って、紙封筒に入れて冷暗所(冷蔵庫の野菜室)で管理します。
春(4月5月)に種まきをします。発芽温度は20℃。赤玉土小粒単用の苗床に種を播き、種子が軽く枯れる程度に土をかぶせて、日陰で乾燥しないように管理していると発芽する。本葉が2枚か4枚かになったら鉢や庭植えにします。
こぼれダネからも増えくらいですから、そんなに丁寧に扱わなくても発芽する。
花壇に直播しても問題ないし、赤玉土単用じゃなくて、普通の培養土に撒いてもいい。
管理場所・日当たり
生育温度は20℃から25℃。日当たりで管理します。日光が少ないと花が少なくなります。明るい日陰程度でも育つが花つきが悪いのでとにかく日当たりで。
鉢植えの場合で日当たりで真夏に管理していると蒸発が速すぎて、水切れが起きやすくなります。鉢植えで真夏に水切れしやすいならば
半日陰に移動させてください。
病害虫
ハダニ・
アザミウマ(
スリップス)・
エカキムシ・
カタツムリ(
ナメクジ)・
コナジラミ・
ハマキムシ・
ヨトウムシ・
ウドンコ病など。
ハダニは乾燥すると発生しやすい。水やりの時に葉っぱに水をかけてやると予防できる。
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