カリフォルニアローズ・フィエスタの育て方
目次
カリフォルニアローズ・フィエスタとは水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり摘芯切り戻し・剪定花ガラを摘む病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- カリフォルニアローズ・フィエスタ
- 科名
- ツリフネソウ科
- 属名
- ツリフネソウ属
- 別名
- バラ咲きインパチェンス
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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カリフォルニアローズ・フィエスタとは
カルフォルニアローズ・フィエスタは
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の
多年草の
インパチェンスの
園芸品種です。無印インパチェンスより頑健。通常は冬になると枯れる
一年草扱いです。インパチェンスよりも夏の暑さに強く、
夏越しも比較的楽で、夏に少々花が休んでも秋にはまた咲いてくれます。
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水やり
土が乾いていたら水をやります。水を好むタイプで、水が切れると葉っぱがしんなりとなりますので、水が切れないようにします。土が乾いていないうちに水をやっていると
根腐れします。しっかりと土が乾燥してから水をやるようにしてください。水をやるときは鉢の底から水が出てくるくらいにシッカリとやってください。
夏に高温で乾燥しやすいです。朝と夕方の二回水をやってもまだ水切れするようならば、風通しの良い
半日陰に移動させてください。
冬は寒さで枯れる一年草扱いですが、10度以上の室内であれば越冬も可能です。越冬させる場合は、土が乾いて数日経ってから水をやる程度に
水やりを控えてください。
肥料
開花しているときに
肥料をやります。肥料が切れると開花が止まります。開花時期に液体肥料を週に一回か、緩効性固形肥料を月に一回やります。真夏は暑さで開花が止まるので肥料をやらないようにします。
植え付け・植えかえ
直根性の注意点
カルフォルニアローズ・フィエスタは直根性といって、太い根が生えています。この根が傷つくと、成長不良を起こします。
プランターや鉢に苗を植えるときに、この根を傷つけないように植えてください。ポットから取り出したら、土を払わずにそのまま植えつけて周囲に土を回しこんで固定します。根を傷つけないように、土をグっと押さえないでください。
直根性なので移植は難しいです。一旦植えたら移動できないと考え、植える場所を検討して下さい。ポット植えのままで長期放置しておくと植え替えても、根が付きにくくなりますので、購入したら早く植えましょう。
根詰まりした場合や越冬した春など…どうしても植え替える必要がある場合、土を払わずに一回り大きな鉢にすっぽりと入れれば、植え替えることは出来ます。ようは根を傷つけないようにすればいいです。
時期
霜が降りなくなる5月〜7月に植え付けをします。この頃に苗が流通します。
用土
一般的な花と野菜の
培養土か、自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4を混ぜたものを使います。インパチェンス専用の土というのもあります。
鉢の植え付け
鉢はできるだけ大きなものを用意します。
8号鉢か
10号鉢に1苗。横長プランターはすぐに根詰まりするので向いていません。鉢底の水が出る穴を鉢底網で塞いで、2センチほど鉢底石(
軽石)を入れ、その上に
用土を入れて、根を傷つけないように株を入れて、隙間に用土を入れます。最後に水をやって完成です。
管理場所・日当たり
カルフォルニアローズ・フィエスタは日当たりのいい場所か半日陰で管理します。もっとも適しているのは半日陰です。半日陰は一日のうちで数時間だけ日が当たるような、例えば建物の東側などか、木漏れ日が指す場所です。
フィエスタは他のインパチェンスよりも暑さ・直射日光に強い方なので、日当たりでも構いませんが、通常のインパチェンスより強いといってもダメージがないわけじゃないので、暑さのあまり半日陰に比べると花が少なくなります。
摘芯
ポットを植えて、しばらくしてから
摘芯をします。
摘芯は植物のつるの先を切ることで脇芽を出させて、結果株を大きくすることです。ポットを植えた直後は苗が環境変化に対して戸惑っているので、植え付けてから一週間ほど経ってから摘芯します。
切り戻し・剪定
茎が間延びした場合は、仕立てたいと思う形に合わせて茎を切ります。
これには摘芯の効果もありますので、回復すると
剪定する以前よりも株が大きくなりますが、一度にバッサリと
切り戻しをすると回復するのに時間がかかります。なので、剪定するときは、少し切り戻すくらいに留めておきましょう。
花ガラを摘む
花がしぼんだものを「
花ガラ」と呼びます。インパチェンスは花が終わると、ポロリと落ちてくれる(セルフクリーニング)ので、花ガラ摘みをしなくていいとよく言われます。実際、花が種を作ることが少ないので、花ガラ摘みをしなくてもよいのですが、花が葉っぱに落ちて、それが葉っぱにこびりついてみっともなかったり、葉っぱに絡んで水を含んで腐って
病気の元になることがありますので、出来れば花ガラは摘んで下さい。
病気・害虫
ヨトウムシ・芋虫・
バッタ・
アブラムシ・
ハダニ・
ウドンコ病などが発生します。水やりのときに葉っぱに水をかけることでハダニ・アブラムシ・ウドンコ病は予防できます。詳細は以下のページを参考にしてください。
最後に…
カルフォルニアローズ・フィエスタは八重咲きで華やかで夏の暑さにも強いですが、それでも夏さに万全というわけではありません。さらに暑さに強い
ペチュニアなどのどうでしょうか?
春から夏に開花する植物をまとめているので参考にしてください。
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