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マーガレットコスモスの育て方…ユリオプスデージーに似た花を咲かせる

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マーガレットコスモス
目次
マーガレットコスモスとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
挿木で増やす
管理場所・日当たり
剪定
病害虫
特徴・由来・伝承
関連記事
学名などの基礎データ
マーガレットコスモスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
マーガレットコスモス
科名
キク科
属名
ユリオプス属
学名
Euryops chrysanthemoides
別名
アフリカンブッシュデイジー
耐寒
マイナス3度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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マーガレットコスモスとは?

マーガレットコスモス:マーガレットコスモスとは?
マーガレットコスモスはキク科ユリオプス属の南アフリカ原産の常緑低木マーガレットユリオプスデージーに似た花を咲かせます。花が咲く時期が夏から冬に掛けてと、マーガレットやユリオプスデージーと違います。多年草で夏の暑さに強く、またある程度の耐寒性もありますので毎年花を咲かせることもできます。ただ、過湿が苦手で梅雨〜夏に枯れることがあります。何年も育てていると木質化して低木になっていきます。

マーガレットコスモスは頑健で暑さに強い植物です。葉っぱに切れ込みがあって立ち姿もなかなか涼しげ。しかも開花時期が長い。暖地でガーデニングをしている人におすすめです。
草丈50cm〜80cm
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水やり

庭植えの場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。夏に日照りが続くようならば庭植えでも水やりをする。

鉢植えの場合は土が乾いたら水をしっかりとやります。マーガレットコスモスは過湿に弱く、土が濡れているのであれば水は控えてください。逆に乾燥には強いので、乾燥気味に管理するのがコツ。

肥料

花が良く咲きますので、肥料をしっかりとやります。鉢植えの場合は、肥料が切れると花が咲かなくなるだけでなく、徐々に小さくなって消えてしまうことも。生育期間(夏を除いた4月から10月)に液肥を10日に一回やります。もしくは緩効性化成肥料を一ヶ月に一回やる。

庭植えの場合は肥料はさほど必要がないので、様子を見て肥料をやる程度にします。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

鉢に根がいっぱいになって根詰まりする前に植え替えをします。大体、植え替えは二年に一度。春(3月)に植え替え・植え付けをします。

用土

用土は市販されている花と野菜の土で行います。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜて用土とします。

鉢の植え替え手順

植え替えの時は古い鉢から株を取り出して、古い根を三分の一ほど切り戻し、地上部の枝も半分ほど切り戻しをしておきます。地上部の切り戻しをするのは植え替えのストレスが掛った状態で今までと同じ量の枝を根が支えきれずに株が弱るのを避けるためです。

新しい鉢の底の穴を網で塞いで、軽石を2センチほど入れます。その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後に水をやって完成です。

一回り大きな鉢に植え替えてもいいし、同じ大きさの鉢に植え替えてもいいです。

庭植えの植え付けの手順

庭に直径40cm〜50cm、深さ40cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割ほど入れ、化成肥料を混ぜて用土とします。マーガレットコスモスは過湿が苦手で、梅雨〜夏に枯れやすいです。水はけのよい土に植えることで、これを防げますので、水はけが悪い土であれば、ここに軽石・鹿沼土パーライトなどを足して水捌けをよくしてから植えましょう。

1週間寝かせて土を馴染ませてから、用土を半分穴に戻して、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。

苗の根は少しほぐした方が馴染みやすいです。

挿木で増やす

挿木で増やすのが一般的。種子でも増えます。
春(5月6月)か秋(9月10月)に挿し木します。枝を7cmから8cmほどに切って挿し木します。切り口を水につけて水揚げしてください。水揚げは葉っぱの先まで水を行き渡らせて、発根しやすくする作業です。
水揚げしたら、用土に挿します。用土は上記の用土でもいいですし、赤玉土単用でもいいです。あとは明るい日陰で乾燥しないように管理します。
挿し木でなんでも増やせるけど、種苗法に注意!
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園芸用語繁殖技術・コツと知識

管理場所・日当たり

春と秋は日当たりで管理します。日当たりが悪いと花が咲かなくなります。西日にも負けず夏でも葉焼けしない。ただし過湿が苦手で、梅雨と夏の多湿で腐りやすい。梅雨前に風通しの良い場所で管理し、剪定して枝をさばいて風を通してください。鉢植えであれば梅雨は軒下などの雨に当たらない場所で管理します。

越冬

耐寒温度はマイナス3度ですが、霜にあたってしまうと枯れてしまいます。霜が降りる地域では鉢植えにして冬は室内に移動させます。関東南部などの霜が降りる地域でも霜よけを用意すると路地で越冬も出来ますが、何年かに一回の強い寒波が来ることがあって、それに当たると、霜除けしてもさすがに枯れます。とりあえず鉢植えが無難です。

マイナス3度まで耐えるのに霜に当たると枯れる意味がわからない!と思った人は以下のページを参考にしてください。
霜に当たると植物が枯れる理由
霜に当たると植物が枯れる理由
雑学

剪定

少々剪定するくらいなら、問題ありません。剪定は生育期(4月〜11月)に行いましょう。冬に剪定を行うのは避けます。

マーガレットコスモスは過湿が苦手で梅雨・夏のジメジメした環境だと腐って枯れこむことがあります。そこで梅雨前に枝を間引いて風を通してやることで夏の枯死を避けられます。この時に挿木をして保険をかけておくといいです。

樹形が乱れたら、涼しくなった9月〜10月に株全体を半分ほどに切り詰めることで仕立て直します。それでも乱れるようなら、挿木の新株に植え替えてしまいます。

病害虫

ほとんど見られない。

特徴・由来・伝承

ユリオプスデージーに似ている黄色い花と葉っぱのキク科の植物。耐寒性が非常に強く、暖地の真夏の暑さにも耐えます。マーガレットコスモスという名前で流通していますが、いまいち特徴が感じられないのかあまり出回っていません。

南アフリカ原産の常緑低木。ユリオプスデージーとは花や雰囲気が似ていますが、マーガレットコスモスの葉はユリオプスデージーのような小さな毛が生えておらず、シルバーリーフになっていません。なので葉を見れば一目瞭然です。
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キク科ユリオプス属Euryops pectinatus
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