ラッカセイの育て方

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ラッカセイ(落花生・南京豆・ピーナッツ・)

ラッカセイ
科名マメ科
属名ラッカセイ属
学名Arachis hypogaea
別名落花生・南京豆・ピーナッツ・
みずやり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

栽培の特徴

栽培の特徴
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育て方の概要
落花生はマメ科ラッカセイ属の一年草。南京豆・ピーナッツ・地豆(ジーマーミ)、唐人豆、異人豆、ダッキショ、ドーハッセン、ローハッセンなど呼び名がいろいろとある。
花が受粉すると下に伸びて土の中に入ってそこで結実する。それが落花生の名前の由来。収穫までは5ヶ月。5月に植えて6月7月に開花し、9月10月が収穫。収穫が多く、病害虫は少ないが、収穫までの期間が五ヶ月と長いし、場所をとるので一般的じゃない。あと、アレルギーがある人がいるので注意。
大きさ・草丈25cmから50cm
まとめ
●ラッカセイ(落花生)はマメ科の一年草の野菜。庭(畑)でも鉢・プランターでも育つが、基本的に庭(畑)で栽培するもの。
●発芽までは乾燥しないように水をやり、発芽してからは水切れしない程度の水やり、開花したら乾燥しないように水をやる。
肥料は開花前に一回追肥するだけ。
●土寄せ・中耕をする。
●カルシウム不足は空の落花生がなる原因。植える前に石灰を混ぜる。
●収穫まで長く、難しそうだが、野菜としては簡単な方。
●日当たりで育てる。
連作障害を起こす。
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管理場所

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日当たりのいいところで管理する。できれば風通しの良いところで栽培する。

植え付け前の基礎知識

種まきの時期

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植え付け時期
発芽温度が20度から30度。生育温度が15度から28度暖地なら4月下旬、他の地域は5月以降に種まきをする。15度以下になると生育しなくなるので寒冷地ではマルチや防寒をすることで栽培が可能になるが、基本的に
●霜に当たると一発で枯れる。霜が降りなくなってから植える。

用土

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用土
落花生は酸性土が苦手なのと、実の肥大にカルシウムを必要とするので庭土(畑)の場合は植え付ける2週間前に苦土石灰を1平方mあたり200g(多めです)をよく混ぜて中和させます。植え付け1週間前にその土に堆肥を2割から3割ほどと化成肥料を1平方mあたり100gを混ぜる。
堆肥を混ぜてフカフカにするのが大事。落花生は花が土の中に潜って実になるので、土はフカフカじゃないといけない。堆肥は完熟したものをつかうとコガネムシが発生しにくい。連作障害を起こすので、過去に2年か3年は作っていないところで育てる。
鉢やプランターに植える場合は一般的な培養土を利用する。
●連作障害を起こすと病気にかかりやすくなる。
●落花生が好むphは6.0から6.5。
●落花生が過湿が苦手なのと、花が土の潜るのでフカフカでないといけないので粘土質の土はだめ。
●カルシウムが不足すると中身のない実が増える。石灰を必ず入れること。
●マメ科植物なので元肥は控えめにするのがコツ。100gは控えめな量です。

連作障害

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連作障害を起こす。過去に落花生を2年か3年は植えていない土に植える。土を入れ替えれば連作障害は避けられる。

育苗・直播・植え付けの作業

ポットで育苗(4月から6月)

育苗・直播・植え付けの作業
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ポットで育苗
2号か3号のポットに土を入れ、種を2粒か3粒を入れ、土を2cmから3cmほど被せて水をやります。日陰で管理していると1週間ほどで発芽する。種まきの時に水をやって以降は基本的には水やりはなくても発芽までいくが、どうにも乾燥するなら水をやる。
鳥が食べにくるので戸外で管理するなら不織布を被せて鳥対策をする。
種子は水をやりすぎると腐る。腐ると当然発芽しない。
●植え付け前に殻から豆(薄皮がついたまま)を取り出し、豆を一晩水につけておく。水につけると発芽率があがり、一斉に発芽しやすくなる。
●発芽温度は20度から30度だが、20度以下でも発芽はする。ただし発芽まで時間がかかる。

間引き
本葉が出たら弱い株を間引いて2本仕立てにし、本葉が4枚になったらさらに間引いて一本仕立てにする。これを庭(畑)や鉢やプランターに植え付ける。苗は早めに植え付ける。早く植えないと植え付けの時に根が傷ついて生育不良を起こす。

鉢・プランターへの植え付け(5月6月)

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鉢・プランターへの植え付け
鉢植えなら10号鉢(=尺鉢=直径30cmの鉢)に1苗。プランターなら2苗植える。株間は25cmから30cmは空けるようにする。
鉢植えの場合は、鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。
●プランターでも育つが、必ず深いタイプで植えること。
●苗を植えるときは苗の土を落とさず、根をいじらないで植える。
●土寄せしないといけないので、鉢・プランターの落花生栽培は向いてない。

庭(畑)への植え付け
庭(畑)に苗を植え付ける場合は用土の項目を読んで用土を作り、高さ10cm、幅70cmから80cmの畝を作り、株同士を30cmから50cm空けて植える。苗の土は落とさず、根はいじらないで植え付けをする。根をいじると生育不良を起こす。

庭(畑)の直播(5月6月)

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種まきの準備
殻付きの実の場合は、殻を割って取り出して、薄皮のついたままの種子を撒きます。種子は一晩水につけてから蒔くと発芽しやすい。水につけると一斉に目が出やすい。
●種子は園芸店で売ってるものを買う。スーパーのは発芽しない。

庭(畑)への直播
庭植えの場合は、植え付ける二週間前に苦土石灰を1平方mあたり200gをまいて中和させておく。植え付けの1週間前に堆肥を2割から3割を足し、化成肥料を100g足してよく混ぜて用土とする。落花生の実がしっかりとなるにはカルシウムが必要なので苦土石灰は必ず混ぜる。掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて化成肥料を足し、高さ10cm、幅70cmから80cmの畝を作ります。深さ2cmから3cmで直径6cmの穴を30cm間隔であけて、そこに2粒か3粒の落花生を入れます。種は横にまくか、細い方を下に向けて播きます。最後にたっぷりと水をやり、完全に乾燥しないように監理していると1週間で発芽します。
●落花生はマメにしては発芽率が悪い。
●種まき前に雨が降っていたり、種まき後に雨が降ると種子が腐ることがあるので、できれば雨が降らない1週間を狙って種まきする。
●たくさん育てないなら苗を買って植えるのが便利。
●種子は鳥が食べに来るので、畝全体に不識布をかけておくといいです。本葉が出たら取り除きます。不識布をかぶせるのには湿度を保ち発芽しやすい環境を作る効果もあります。
雑草・乾燥対策にビニールマルチをするといいです。マルチは開花したら取り除きます(落花生は花が土の潜って結実するのでマルチをしていると落花生がならない)。
●過湿だと豆が腐る。前日に雨が降っていたり、豆まきしてから雨が降るなら種まきはズラす。水やりも他の植物ほどはやらない。

間引き
本葉が二枚になったら弱い株を抜いて株を二つに間引きます。本葉が4枚になったら株を一つにします。

開花までの水やり(4月から6月)

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庭(畑)植えの水やり
発芽したら土が乾いてから水をやります。グングン成長しますので、土の乾きは早くなります。土の乾き具合を見て乾ききらないように、水切れを起こさないように水をやります。
●苗を植え付けた場合は、植え付けて1週間は水をやってください。

鉢・プランターの水やり
土が乾いてたら水をやります。落花生は乾燥に強く、水やりが多いと根腐れします。土の様子を見て、水切れしないように水をやってください。
●苗を植え付けた場合は、植え付けて1週間は根が土に馴染んでいないので、水を多めにやってください。

開花後の作業

開花(6月7月)について

開花後の作業

開花後の作業
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開花(6月7月)
種まきから40日から50日で開花する。1枚目の画像のように開花すると花は2枚目の画像のように翌日にはしおれて、開花後三日目には土の中に潜ってしまいます。土の中に入って5cmあたりで例の落花生になります。深さ5cmまでは柔らかい土じゃないといけないで、この土寄せは非常に大事な作業です。詳細はこの下の一回目の土寄せと追肥(6月7月)を参考に。
●マルチをしているなら開花し始めたらマルチは取り外し、土をほぐして1回目の土寄せと追肥を行います。

一回目の土寄せと追肥(6月7月)

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一回目の土寄せと追肥(6月7月)
開花が始まったら土寄せと追肥します。実がしっかりと太るための肥料です。化成肥料1平方mあたり30gを周囲にパラパラを撒いて、周囲の土をほぐして(中耕)から株元に土を寄せます。落花生は花が土に潜るので潜りやすくします。
●落花生の実は「深さ3cmから5cm」に達した時点で太り始めるので、柔らかい土を寄せることで実が大きくなりやすくなる。
●落花生は根に空気中の窒素を取り込む菌を飼っていて、肥料が多いと傷んでしまいます。あくまで控えめに。
●肥料はカリウムが多いものが良い。なければ普通の野菜用の化成肥料で。
●土までが遠かったり、土が硬いと土の中に入りづらくなり、結実しにくくなるので、しっかりと土をほぐして土寄せする。
●土に雑草が生えていると、土の中に入りづらいので、草取りもする。

開花以降の水やり(6月から9月)

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花が咲くと、これまでと違って水をかなり欲しがります。庭(畑)植えであっても土が乾いていたら早めにしっかりと水をやります。乾いてきたら早めに水をやります。水が不足すると収穫が鈍くなります。
鉢・プランターの場合も土が乾いたら早めに水をしっかりとやるようにします。
開花前と開花後で水やりの頻度が違うので気をつけてください。

二回目の土寄せ(7月8月)

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二回目の土寄せ(7月8月)
たくさんの花がしぼんで土の中に潜った頃にもう一回土寄せをします。土寄せと言うか「土かぶせ」です。株の上から土をかぶせるくらいの勢いで土を寄せます。
●ここでは追肥はしない。追肥は過剰。

収穫(9月10月)

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収穫(9月10月)
種まきからおおよそ五ヶ月後に収穫します。葉っぱが黄色くなってきたら熟しています。下葉だけが黄色い段階でもすでに熟しています。全体が黄色くなってきたら、掘り出します。手で引っこ抜かずに、スコップなどを使って周りを掘りつつ掘り出しましょう。土を落として、風通しのいいところで殻がついた状態で10日ほど天日干しすると美味しくなります。掘り出してすぐ食べてもいいです。殻をむいてもう一回10日ほど天日干しすると長期保存できます。
来年も種をまくのであれば、殻は取らないで保存します。
●掘り出して実がまだ白く、網目がハッキリと出ていなくても豆は食べられる。
●収穫が遅いと茎が弱くなっていて、途中で切れて、実が土中に残りやすいので、黄色くなりきる前に収穫しましょう。
●試しに掘って、落花生の具合を確かめてから掘り出すといい。
●天日干しするときはネットを被せるなどして鳥に食べられないようにしましょう。

病害虫

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病害虫
基本的に病害虫は少ない。
コガネムシ・アブラムシ・ヨトウムシ・バッタ・マメヒメサヤムシガ(ハマキムシ)・灰色かび病・褐斑病(STダコニールを散布)・黒渋病・そうか病・根腐れ病

注意事項

アレルギー

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江戸時代に日本に渡来。強力なアナフィラキシーショックを起こす可能性のあるアレルギー食の品。アレルギーの人は食べないようにしないといけない。別名に「地豆(ジマメ)」があり、落花生を材料に作った豆腐が沖縄の「ジーマミー豆腐」。なのでジーマミー豆腐をナッツアレルギーの人が食べると大変なことになる。
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