マルベリーの育て方

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マルベリー(西洋桑)

マルベリー
科名クワ科
属名クワ属
別名西洋桑
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


花が付く…つまり実が付くのは新しい枝の中間から先端に掛けての部分だけで古い枝には実が付かない。剪定(一月から二月)をする場合は古い枝を切り落とすだけにする。

風媒花で、虫がいなくても受粉できます。

雌雄異株雌雄同株…雄株と雌株がある品種と、雄花と雌花が咲く品種がありますが、どちらにしても自家受粉がされない(同じ木の花粉では受粉しない)ので、雌雄異株の場合はオス株も必要になりますし、雌雄同株であっても、別のマルベリーの株(品種は同じでも違っていても可)が必要です。ようは、マルベリーは一本だけでは実がならない、ということです。ただし例外的に一本で実がなるものもあります。一本で実がなるタイプでも二種植えた方が実がなりやすいです。
まとめ
●育てるのは簡単。大量に収穫できる。
●たくさん実がなるが、それが落果して見た目に汚い。ハエも集まる。
●生育が早く、剪定は必須。剪定しないと大変。剪定できない人は植えないほうが良い。
●黒くなってから収穫。赤いほうが美味しそうに見えるがまだ酸っぱい。
●実を間引くこと。放置しているとすごい量ができるし、小粒になる。
●鉢植えでベランダでも育てられる。収穫も十分可能。ただし、大きく育つので、2年に一回の植え替えは大変。

水やりと肥料

鉢植えは厳しいので、庭植えにします。
庭植えにした場合は、植え付けしたときに根付くまでしっかりと水をやりますが、その後は日照りでもない限りは水やりは必要ありません。
●育てやすい植物なのですが、真夏の水切れには注意

肥料
3月と6月に即効性の化成肥料をやります。3月は花のために。6月は花が咲き終わってエネルギーを使い果たしたのでその補給。また12月に緩効性の有機肥料をやります。12月は寒肥です。
●3月と6月は忘れてもいいが、12月の寒肥は大事。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

やせ地でも育ちます。市販されている土で植え付けを行います。自作する場合は赤玉土腐葉土4を混ぜたものを使います。庭植えが良いですが、鉢植えでも収穫は十分可能です。
●多少の日当たりの悪いところでも収穫が可能ですので、鉢植えにしてベランダ栽培も可能。

ベランダでも育つ
植えるなら直径30センチの鉢に植えて、ガッツリ収穫できます。それどころか大きく育ちすぎて困るくらいです。大きくなりすぎないように、キッチリ剪定しましょう。

ベランダで育てることもできますが、ずっとは無理です。株が大きく育って二年に一回は植え替えをします。そのままだと根詰まりしてしまいます。できるだけ一回り大きな鉢に植え替えるか、大きくしたくない場合は、引っこ抜いて根を整理して、新しい土で植え替えをします。植え替えた時に地上部を少し剪定します。これは植え替えのストレスを軽減するためです。
最後は庭植えに
鉢を二年に一回植え替えをします。大きな鉢に植えている場合はほとんどです。その鉢から引っこ抜く上に、マルベリーが巨大に育っているわけです。まぁ、ベランダでの作業は大変、というか困難を極めます。
いずれは庭植えにするものだと思いましょう。

管理場所・日当たり

多少日陰でも
日当たりで管理。収穫量は落ちるのですが、多少の日当たりの悪いところでも、生育します。暑さ・寒さには強いので日本全国で栽培が可能。
寒さに強い
マイナス20度まで耐えます。寒冷地でも収穫ができるのがすごいところ。
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その他

剪定は必須
マルベリーは小さい品種でも二メートルか三メートルには育ちますので、剪定をして大きさを整えてやります。剪定は一月・二月。昨年伸びた新しい枝に花芽が付きますので、それ以外の枝を適当に落とします。
6月の剪定
6月に収穫し、収穫直後に収穫した枝を下から二芽ほど残してきり戻します。するとその芽から新しい枝が生えてきます。7月に花芽の分化が始まりますので、6月までに剪定が出来なかったら、剪定は次の冬までやめておきましょう。
剪定が優先
マルベリーは生育が早く、剪定が鍵です。多少の収穫を犠牲にしても、剪定を優先しないと大変なことになります。
雑記まとめ
●実が大量にできて、収穫しきれず、落果する。そこにハエなどが集まる。それが嫌な人は植えないほうがいい。
●落果した実をそのままにしていると、菌が繁殖してキノコが生えて、マルベリーも病気になります(菌核病)。
●種から育てると、結実するまで3年か4年かかる。
●30センチほどの苗からなら、春に植えて夏に収穫可能(ただし少量)。その翌年からは大量に収穫が可能。
●冬は落葉します。

特徴・由来・伝承

蚕が食べる唯一の植物として知られる桑の仲間。蚕が食べるのはヤマグワ。蚕が食べる桑の葉っぱは大きく、マルベリー=西洋桑とは品種が違います。

桑は実が食用として世界中で栽培され、生活に関わっていたためか、たびたび物語の題材として取り上げられています。
●ギリシャ神話の「ピュラモスとティスベ」:桑は白い実しか付けなかったが、ピュラモス(♂)とティスベ(♀)二人が駆け落ちしたのですが、二人とも死んだ様子を見て悲しみ、黒い実をつけるようになった……この物語は有名なシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の原作です。ピュラモスとティスベが待ち合わせをする場所が桑の木の下の泉でした。
●山海経:扶桑(フソウ)という巨大な桑の木が東にあり、その枝に太陽が10個があった。その10個の太陽は代わる代わる空を鳥によって渡ったために、夜が無かった。このうち9個を弓の名手「羿(ゲイ)」が射落としたことから太陽は一つになり、「天が安らぎ、地が喜んだ」。扶桑が東方の島国に生えていたことから、日本のことを「扶桑国」と呼ぶことも。
●クワバラクワバラ:菅原道真が大宰府に流され、憤死した後、雷神となって京都に復讐しました。しかし、道真の故郷にあった桑原には雷が落ちなかったことから、雷よけのおまじないとして「クワバラクワバラ」と唱えるようになりました。その後、しかられることを「雷が落ちる」と、表現することから、意味が広がり「自分に標的が向かないようにするお呪(まじな)い」として「クワバラクワバラ」と言うようになったという話があります。
●クワバラクワバラについては、雷神が井戸に落ち、農夫によって井戸に蓋をされて逃げられなくなったとき、「自分は桑の木が嫌いなので『桑原(クワバラ)』と唱えたら落ちない」と誓ったという伝説からという話も。どちらにしても、雷が桑の木に落ちないということはない。
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