カリブラコアの育て方…いつ植える?用土は?連作障害って?摘芯はなぜ控えるべき?
目次
カリブラコアの栽培植え付け水やり肥料は必ず追加しよう管理場所…とにかく日当たり剪定・切り戻し病害虫より詳細な育て方は…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- カリブラコア
- 科名
- ナス科
- 属名
- カリブラコア属
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
スポンサーリンク
カリブラコアの栽培
カリブラコアは
ナス科の
多年草。夏のガーデニングの定番の
ペチュニアの近縁種で、カリブラコアの方が花は小さめ。またペチュニアより病
害虫にかかりやすく、性質が少し弱いので、ガーデニング
初心者ならペチュニアをお勧めします。
品種改良の多い分野で、毎年改良品種が出てきて、毎年
ホームセンターに行くのが楽しいです。店舗に行くと、性質の優れた品種タグのついた
ブランド苗があるのでこれを植えるといいです。
冬越して来年も開花することも可能です。
スポンサーリンク
植え付け
時期…急がないでも
春から夏にカリブラコアの苗が流通するので、これを植え付ける。早くに植え付けても本格的な生育は梅雨明け以降になりますし、遅い霜が降りたら枯れてしまうので、余裕を持って苗を買いに行きましょう。
用土…普通の土で
土質は選ばないが、
水捌けの良い土に植える。一般的な
培養土(花と野菜の土など)か、ペチュニア・カリブラコアの
専用土というのがあるのでこれでもいい。
カリブラコアは他のナス科植物と
連作障害を起こすので、去年使った土・古い土は使わない。連作障害を起こすと、虚弱に育って生育がも悪く、花もほとんど咲かないです。どうしても古い土を使う場合はリサイクル剤などを混ぜてください。
庭植えの場合、庭土に
腐葉土か
堆肥を混ぜて土壌改良してから植えます。
鉢植えの植えつけの手順
1苗で大きくなりますので、できるだけ大きな鉢…直径30cmの鉢に苗を1つ植えます。鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、鉢底石を2cm敷き、その上にカリブラコアの苗を置いて、隙間に
用土を入れ、最後にしっかりと水をやります。
庭植えの手順
過去、2年か3年ほどナス科植物を植えていない場所に植えるようにする。ナス科植物は色々とあるのでよく調べる。わからない場合は鉢植えにしておきます。
深さ20cm〜30cmを掘り、
苦土石灰で中和して1週間ほど反応を待ち、腐葉土か堆肥を3割混ぜて、化成
肥料を入れよく混ぜて苗を植え付けます。苗の土をほぐすと根が広がりやすいです。株間は30cm空けて植えてください。最後にしっかりと水をやってください。
水やり
庭植えならカリブラコアの葉っぱの様子を見つつ、水をやる。春から梅雨までは降雨だけでは足りそうにないなら水をやり、夏は庭植えでも毎日水をやる。秋は春と同じです。
鉢植えの場合は春から秋は、土が乾いたら水をやる。鉢の底の穴や、
プランターの水抜き穴から水がドバドバ出てくるまでしっかりと水をやること。
より詳細は
カリブラコアの水やりを参考に。
肥料は必ず追加しよう
開花時期である5月〜10月は1ヶ月に一回固形肥料をやるか、1週間に一回液他肥料をやる。肥料が途切れると開花が鈍くなりますので、とにかく肥料を追肥しましょう。種苗会社のサンプル画像が以上に開花しているのは肥料が大きいです。
カリブラコアの専用肥料があるのでこれでもいいです。カリブラコアは夏の暑さに若干弱いので、夏に花が途切れる場合は、肥料をやめてください。
管理場所…とにかく日当たり
カリブラコアは日光を好み、日当たりのよいところで栽培しましょう。
半日陰でも育つが、花が少なくなるので出来るだけ日当たりで管理する。
越冬もできます…が
一般的には冬には枯れますが、越冬もできます。霜に当たったら弱るので、冬は軒下など霜の当たらない場所で管理しましょう。ただ、連作障害を起こすため、翌年の春に新しい土を加えて植え替えないと弱ってしまいます。面倒だし、毎年新しい品種が出るので、買い直した方がいいです。
剪定・切り戻し
ツルの先を
剪定すると、その下の葉っぱの根元から脇芽が出て、花が増えます。これを
摘芯といいます。ただ、カリブラコアは強く
切り戻しをすると回復まで時間がかかり、場合によっては回復しない。カリブラコアは鉢の端からツルが出たら、定期的に切り戻す程度に抑えておきましょう。
その切った先を
挿し芽で増やすことは可能です。
を参考にしてください。
カリブラコアは基本的に花がしぼむと落ちるので、
花ガラ摘みはしないでいいって品種は多いです。それでも、ちょっとしぼんだら摘むようにすると次の花が咲きやすいです。
病害虫
ウドンコ病、
ハダニ、
アブラムシ、
灰色カビ病、
ウィルス病など発生する。
その他のカリブラコアに発生する問題については
を参考にしてください。
より詳細な育て方は…
このページはかなり簡略化しています。もっと詳細な育て方に興味がある方は以下のリンクを参考にしてください。
スポンサーリンク
関連記事