カリブラコア・レモンスライスの育て方

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カリブラコア・レモンスライス
目次
レモンスライスとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
摘芯・切り戻し
花ガラ摘み
病害虫
特徴・由来・伝承
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学名や栽培スケジュール
x最終更新
植物名
カリブラコア・レモンスライス
科名
ナス科
属名
カリブラコア属
学名
Calibrachoa hybrids
耐寒
0度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
カリブラコア・レモンスライスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。
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レモンスライスとは?

カリブラコア・レモンスライス:レモンスライスとは?
レモンスライスはナス科多年草カリブラコア園芸品種。2013年に発表され、鮮やかな黄色に白い縁(ふち)が入り、見た目が涼しい人気品種。色合いがレモンのようなのでレモンスライスという名前がついています。別にレモンの香りや味はしません。

花付きがよく、育てやすい植物です。基本的には冬には寒さで枯れる一年草扱いですが、霜に当て無いようにすると越冬して来年も咲くことがあります。
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水やり

土が乾いていたら水をしっかりとやるようにしてください。土が濡れているうちは水をやらない。土が常時濡れているような状態だと根腐れします。気温が30度を超えるようになると朝と夕方の二回、しっかりと水をやるようにしてください。

真夏の昼に水をやると、水が日差しで沸騰して根を傷めますので、水やりは朝と夕にしましょう。

肥料

花が咲いている間は、液体肥料を週に一回やってください。もしくは1ヶ月に一回緩効性化成肥料をやってください。レモンスライスに限らずカルブラコアやペチュニアサフィニアといった花がよく咲く植物は肥料が切れると途端に花が止まります。

夏はあまりに暑くて花が止まりますので、肥料はやらないでください。

植え付け・植えかえ

時期

4月〜6月ごろに苗が流通するのでこれを植え付けます。霜に当たると弱るので、霜が降りなくなってから…最低気温が5度以下にならなくなってから植え付けましょう。

用土

市販されている花と野菜の培養土で植え付けをします。自作する場合は赤玉土腐葉土4を混ぜたものを使います。最近は「ペチュニアの土」「カリブラコアの土」を売っていますのでこれを利用してもいいです。8号鉢〜10号鉢に一株で十分にいっぱいになります。

去年の使用した土には雑菌が繁殖し、栄養が偏っていて、レモンスライスを植えると病気になったり、生育不良を起こしますので、植え付ける土は必ず新しいものを買ってください。山の土や公園の土でもダメです。そういう土には雑菌が繁殖して…以下略。市販の培養土はpHの調整や、殺菌・肥料など調整してあるので、しっかりと育ちます。

鉢植えの植え付け・植え替え手順

直径30センチの鉢(=10号鉢)に苗は1個。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底網で塞いで、その上に2センチか3センチほど鉢底石(軽石)を敷いて、用土を入れて、苗を入れ、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。

苗の根は少しほぐすと植え付け後に馴染んで広がりやすいです。

冬越しした場合は、春(4月)に古い鉢から株を取り出し、土を半分落として新しい土で植え替えましょう。

庭植えの植え付け手順

ナス科は連作障害を起こします。庭植えする場合は、過去に3年はナス科植物を植えてい無いところに植えてください。

植え付ける2週間前に深さ30cmほど掘り出して、苦土石灰をまいて1週間寝かせて中和させます。1週間たって中和が終わったら、その土に腐葉土か堆肥を3割か4割と化成肥料を入れてよく混ぜて用土とします。

半分ほどの用土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株間は30cm〜40cm空けます。苗の土は軽くほぐすと根が広がりやすいです。

管理場所・日当たり

日光があたらないと花が少なくなりますから、とにかく日当たりのいいところにおいてください。真夏の直射日光にも葉焼けはしません。ただ、水切れが起きやすくなりますが、水切れしないようにしっかりと水をやればスクスクと生育します。

鉢植えの場合、真夏の高温時期はどうやっても水やりが追いつかない場合があります。そういうときは半日陰に移動させてください。水切れが起きやすい一因は「根詰まり」もあります。大きな鉢に植え替えるのも手です。面倒だから普通はしないけど。

暑さに強いのですが、それでも真夏の暑さに弱ることがあります。この時期は液体肥料をやらないようにしてください。この時期に肥料をやるとさらに弱ります。

越冬について

レモンスライスは一年草とされますが、暖かい地域だと戸外で越冬することもあります。霜にあたる弱って地上部がなくなることもありますが、それでも地下では生きていることもあって春になると芽吹くので、すぐには捨てずに管理しておきます。そうなると翌年も咲きますが、連作障害で、年々、株が弱っていって数年以内には消えて無くなります。だから毎年とは思わないでください。

越冬はあまり期待しないのが吉。うまくいったら得、くらいの気持ちがいいです。

摘芯・切り戻し

花が一段落したら切り戻しをします。切り戻すと脇芽が出て、次のつぼみができます。切り戻しをしないでいると、カッパみたいなハゲ方をします。この切り戻しをするかどうかで全然違います。タイミングはまず梅雨前。次は梅雨前に刈り込んだ花が一段落した夏。そうすれば秋に盛り返してもう一回、見頃になるはずです。

そんなに細かいことを考えなくても、刈り込んでもすぐに回復します。梅雨前に切り戻すのは梅雨の蒸れ対策です。夏に刈り込むのも蒸れ対策です。すぐ回復するので、あまり気にしないで刈り込んでも大丈夫です。

花ガラ摘み

終わった花を摘みます。これを花ガラ摘みといいます。しぼんだ花を放置しているとそこに種子を作ろうと株がエネルギーを回して次の花が咲きづらくなります。これを防ぐことで、花が咲きやすくなります。これができるようになると初心者卒業です。ただし、カリブラコアは小輪で花ガラは目立たないからやらない人も多いし、真夏の作業は熱中症になるので、「花ガラ摘みをしない」という勇気も必要ですよ。

病害虫

アブラムシ
アブラムシは茎や葉っぱにくっついて汁を吸う。数が多いと枯れることもある。アブラムシの排泄物に黒いカビが生える「スス病」も発生する。薬剤を散布して駆除する。少量であればテデトールする。
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ヨトウムシ
ヨトウムシは夜になると土の中から出てきて葉っぱや花を食べるイモムシ。昼間は出会わない。夕方以降に懐中電灯を持って待ち伏せして捕殺する。

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特徴・由来・伝承

カリブラコアの園芸品種の一つ。レモンのような鮮やかな黄色です。
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