サンザシの育て方

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サンザシ(山査子・山樝子・メイフラワー)

サンザシ
科名バラ科
属名サンザシ属
学名Crataegus cuneata
別名山査子・山樝子・メイフラワー
みずやり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料

サンザシの育て方

サンザシの育て方
文章の修正育て方の概要
サンザシはバラ科の落葉低木。冬は葉っぱが落ちる。枝に棘がある。秋に赤い果実がなる。黄色の品種もある。果実の収穫は9月10月。花にもバリエーションがあって、白・赤・ピンク・一重・八重とある。サンザシは酸っぱくて、そのままで食べるのではなくて加工するもの。
大きさ・草丈・樹高
50cmから2m
まとめ
●サンザシはバラ科の落葉低木。
●寒さ・暑さに強いが、株元に腐葉土マルチングをした方が良い(夏の乾燥と冬の防寒)。
●日当たりで育てる。ただし夏の乾燥と暑さに注意。
●5月6月と秋に剪定する。剪定の詳細は項目を参考に。
●2月3月か10月あたりの活動が止まっている時期に植え替えをする。
●2月3月に肥料をやる。
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サンザシの水やり

庭植えの水やり

文章の修正庭植えの水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。
●夏の乾燥に弱いので、夏は気をつける。夏の乾燥が厳しい場合は株元に腐葉土でマルチングする。

鉢植えの水やり

文章の修正鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。

サンザシの肥料

文章の修正肥料
サンザシが活動を始める前の2月3月に緩効性肥料か油粕と腐葉土か堆肥を根元にやります。サンザシは有機物の多い用土を好みます。

サンザシの植え付け・植えかえ

植え替え時期

文章の修正植え替え時期
植え替え・植え付けの時期は2月3月か秋(9月10月)。2月3月の植え付けは株が活動する前…落葉時期に行う。開花中にストレスを与えると枯れるかも。秋は夏の気温が下がり、サンザシが活動を止めて落葉しはじめてから、真冬になる前に。
鉢植えの植え替えは二年か三年に一回。

サンザシの用土

文章の修正用土
水はけの良い腐葉土の多い用土を好みます。一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。日本の山に自生するサンザシなので、用土は一般的なもので十分です。

庭植えの植え付け

文章の修正庭植えの植え付け
庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●植え付け時に緩効性肥料を混ぜる。

鉢植えの植え替え

文章の修正鉢植えの植え替え
鉢植えにはあまりしない。現在の根鉢よりひと回りかふた回りほど大きな鉢を用意する。鉢底に網を敷いて、土が流れでないようにして、軽石を二センチほど敷いて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れる。鉢を揺らすと隙間ができるので、用土を足していって、隙間ができなくなったら、水をたっぷりやって完成。

サンザシの種まき

文章の修正種まき
果実を収穫したら、水洗いして果肉を洗い流して、すぐに蒔くか(乾燥を避けるため)、乾かさないように保存しておいて、春に蒔く。乾燥すると発芽率が著しく落ちる。
●果肉には発芽抑制物質が含まれていて、果肉がついていると発芽しづらい。

サンザシの管理場所・日当たり

文章の修正日当たりを好むが夏の乾燥に注意
日当たりで。ただし、夏の乾燥に若干弱い。特に夏の西日が株元に当たると乾燥で枯れこむこともある。理想的には夏は半日陰で、他の季節は日当たりの場所。そんな都合のいいところはないので、夏は株元に腐葉土でマルチングをして感想を防ぐ。
寒さに強いと言われるが
日本の山に自生することから、寒さには弱いわけじゃないんですが、霜が降りる地域では株元に腐葉土でマルチングをした方がいいです。北海道南部でも育てられます。夏の乾燥と暑さに若干弱いことを考えると寒冷地向きの植物。

サンザシの病害虫

文章の修正病害虫
アブラムシカイガラムシ・テッポウムシ・黒星病・赤星病ウドンコ病が発生する。
アブラムシ
小さな虫で一匹で大量に増えるので、見かけたらすぐに薬剤を散布する。アブラムシが発生するのは春から夏の時期なので、収穫(9月10月)とはズレているので、この時期に散布して駆除する。枯れるほど増えることはない(と思う)けど、かなり生育が悪くなるし、アブラムシの糞からスス病も発生するので、早めに駆除するべき。剪定して風通しをよくすることでも予防できるので剪定しましょう。
カイガラムシ
成虫は動かない。動かないままで樹木から汁を吸う。生育不良を起こすのも問題だけど、糞からスス病が発生するので、アブラムシ同様に早めに駆除する。成虫は薬剤が効かないので、何度も散布しないと駆除には至らない。剪定をして風通しよくすることで予防できる。
テッポウムシ
カミキリムシの幼虫で幹の中を食べる。サンザシの株の根元にオガクズが落ちていたら鉄砲虫がいる。穴が空いているのでそこに薬剤を入れるか、針金を差し入れて突き刺して殺す。放置しているとサンザシが枯れるので注意。
ウドンコ病
白い粉を吹く。原因は菌で、菌はそこいらへんに住んでいるもの。ウドンコ病は発生しても、サンザシが健康的なら悪化はしない。なので放置していても知らないうちに回復することもある。毎年悪化するのであれば、環境が悪いと思われる(日当たりや水はけなど)。悪化すると花や果実も白くなる。
発生したら病気部分を取り除き、薬剤を散布する。
赤星病
赤い斑点ができる。ビャクシン属植物を媒介にする病気で、庭にビャクシン属の植物(スカイロケットなど)があれば発生する(しやすい)。病気部分は取り除き、焼却するか廃棄する(その辺りに捨てない)。
黒星病
黒い斑点ができる。病気部分は取り除き、焼却するか廃棄する(その辺りに捨てない)。

サンザシの剪定

文章の修正剪定の目的と時期
落葉が始まる頃…10月11月か、開花が終わってすぐの5月か6月に剪定します。成長が遅いので、毎年する必要はないです。剪定の目的は二つ。一つは樹形を整えて風通しを良くすること。もう一つは花芽がつきやすいように剪定すること。
秋と5月6月の剪定
剪定は樹形を整えつつ、風通しがよくなるように、徒長枝や重なった枝や、反対方向に伸びた枝、枯れた枝を、さばいていきます。幹まで風が通るように枝を間引くことで、アブラムシ・カイガラムシ・ウドンコ病などの病害虫を予防できます。この剪定は秋も6月もします。
5月6月の剪定
長い枝(30cmくらい)を切り詰めると、脇枝が出てきます。その脇枝が短いと「花芽」がつき、枝が長いと花芽がつかないです。短い枝を出させるコツは、「あんまり切り詰めない」こと。長い枝に「7個前後」の芽(花芽ではなくてぷっくりした葉芽)を残すように先を剪定する。3個くらいだと、次にまた長い枝が出てきます。
なので、花芽を出させる剪定は、先とチョキチョキ切る剪定になります。
●トゲがあるので、剪定するときは軍手をしてしましょう(それでも痛いけど)。
●開花後すぐに剪定するのは、開花後すぐに翌年の花芽ができるため。つまり、6月以降に剪定すると花芽を落とすことになる。のですが、そこまで気にしないでいいです。毎年の剪定じゃないですし。
●6月以降に枝が伸びて、その枝の途中にできる短い枝に花が咲きます。なので6月以降に枝を落とすと、その花も落とすことになる。

コバエ
根元から勢いのあるものが生えてきます。これをヒコバエといいます。勢いがあるために、本来のサンザシの株から栄養を吸い取ってしまうために、本株が生育不良をおこしてしまいます。なのでヒコバエは速攻で根元から切ってしまいます。

特徴・由来・伝承

文章の修正果実を干したものが漢方となり、消化吸収を助ける。中国ではお菓子のざいりょうになるし、漬け込んでサンザシ酒として飲むことも。それが目的で植える人はいないでしょうが。日本でも最近はサンザシのドレッシングやお菓子など食用としても出回る。漢方になると考えるとかなりヘルシー。スーパーフードと呼ばれることもある。
カリンの台木になっている。

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