一番上に戻る

サルビア・ブルークィーンの育て方

TOP > シソ科 > サルビア > 管理
サルビア・ブルークィーン
目次
サルビア・ブルークィーンとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
株の増やし方
管理場所・日当たり
病害虫
剪定・切り戻し
関連記事
学名などの基礎データ
サルビア・ブルークィーンの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
サルビア・ブルークィーン
科名
シソ科
属名
サルビア属
学名
Salvia x superba Blue Queen
別名
サルビアスパーバ・ブルークィーン
耐寒
マイナス20度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
スポンサーリンク

サルビア・ブルークィーンとは?

サルビア・ブルークィーンはシソ科サルビア園芸品種宿根サルビアサルビア・ネモローサの交配種でネモローサによく似ていて美しい。開花は春だが、萼(ガク)残って秋まで楽しめる。そこを我慢して花が終わって6月あたりに刈り込むと秋にもう一度開花する。耐寒性多年草宿根草)。初夏から秋まで青紫の花をつけ、冬は地上部がなくなる(か、小さなは葉っぱだけになる)が春に芽吹いてよく開花する。株が充実していないと、花の色が薄くなったり、茎が倒れやすい。秋に植えると、秋・冬・春の間に株が充実して翌年によく開花する(春に植えると上記のように色が薄くなったり、茎が倒れやすい)。

一度植えると手間が掛からず、毎年咲き、広がりすぎないといいことづくめ。
草丈50cmから60cm横幅45cmから60cm
サルビア ブルークィーンの商品画像
サルビア ブルークィーンの購入はこちら
Amazon
楽天市場

最初に簡単にまとめ

●サルビア・ブルークィーンはシソ科のサルビアの園芸品種。耐寒性宿根草。
●庭植えのしたら水やりはほぼ不要。
●鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやる。乾燥に強いので水のやり過ぎに注意。
●株が充実してから肥料をやると良く開花する。
●日当たりで管理。
●耐寒温度マイナス20度。寒さには強い。
●暑さにも強い。
●庭植えは植えっぱなし。鉢植えは2年に一回は植え替えをする。

参考
宿根サルビア
サルビア・ネモローサ
他のサルビア・セージについてはサルビア・セージの種類の一覧を参考にしてください。
越冬できるハーブ
一年草のハーブ
スポンサーリンク

水やり

庭植えの水やり

庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。夏の日照りの時に水をやる程度です。葉っぱが多少しおれたくらいでは枯れないので諦めずに水をやりましょう。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。土が濡れている間は水やりをしていると根腐れを起こします。
●夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。
●冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。

参考水やり三年…水やりは難しい。(初心者向き)

肥料

生育する時期(春から秋)に二週間に一回液体肥料をやる。もしくは一ヶ月に一回緩効性固形肥料をやる。株が充実してから肥料をやるとよく開花するようになる。
●春に植え付けると株が充実しておらず、茎が立たず、咲いても花の色が薄い。この時に肥料をやってもあんまり意味ない。
●サルビア・ブルークィーンを秋に植えると、秋・冬・春の間にかなり株が成長して充実するので肥料をやるとよく開花する。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え替え・植え付けの時期は春か秋。寒冷地では秋の植え付けは避ける(株が弱いうちに寒さに当たると枯れる)。鉢植えは2年に一回、植え替えをする。庭植えは植えっぱなし。

用土

酸性土壌を嫌う(中性なら問題ない)。一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使う。庭植えにする場合は、植え付ける2週間前に庭土に苦土石灰をまいて中和してから、植え付け直前に3割ほど腐葉土か堆肥を追加して混ぜて用土として使う。
●市販されている培養土は中和してあるので気にしないで使う。赤玉土・腐葉土も中性なので気にしない。
●庭土が粘土質で水はけが悪い場合は、軽石や川砂を混ぜて水はけを良くしてから植える。

鉢植えの植え替え

鉢植えの場合は、現在の鉢より一回りか二回りほど大きな鉢を用意します。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて隙間に土を入れていく。鉢を揺らすとまた隙間ができるので、また用土を入れて隙間をうめていき、隙間ができなくなるまで繰り返す。最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
●植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。
●できれば、徐々に大きな鉢に植え替えるべきだが限界がある。土を落として同じ大きさの鉢に植え替えてもいい(いいっていうかしょうがない)。面倒なので庭植え推奨。

庭植えの植え付け

庭植えの場合は、植え付ける二週間前に苦土石灰をまいて中和させておく。深さ30cm直径30cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●庭植えも鉢植えも植え付け時に緩効性肥料を混ぜる。一般的な培養土には最初から肥料が入っているので不要。
●庭植えも鉢植えも植え付けて一年目は生育がイマイチで開花が鈍い。株が充実してから肥料をやると良く開花する。

株の増やし方

挿し木

挿し木で増やせます。元気の良い、葉っぱの綺麗な枝を10cmほど取り、切り口側の葉っぱを取り除き、水揚げをする。水揚げは水を貼ったコップにつけること。30分から1時間ほどで葉っぱの先まで水が行き渡り、シャキっとする。赤玉土単用の苗床を作り、そこに切り口を土に埋めておき、日陰で乾燥しないように管理していると発根する。発根したら鉢か庭に植え替える。

管理場所・日当たり

日当たりで管理
サルビア・ブルークィーンは日当たりを好み、日当たりが悪いと生育が悪くなる。春から秋はできるだけ日当たりで管理する。夏の直射日光にも負けない。半日陰くらいなら育つが花が減るので避けたほうがいい。

冬の管理
サルビア・ブルークィーンは耐寒温度マイナス20度とかなり寒さに強い。戸外で管理する。雪に埋もれても問題ない(雪の下は0度前後とむしろ暖かいくらい)。

病害虫

ヨトウムシハダニアブラムシなど

剪定・切り戻し

春夏の剪定

5月から6月あたりに開花し、花が一段落したら、花茎を根元から切るか、夏の蒸れ対策に株全体を半分ほど切り戻し、枯れた葉っぱをむしる。すると秋にもう一度開花することがある。
●サルビア・ブルークィーンは花が終わっても萼(ガク)が残り、それが綺麗で秋までずっと鑑賞価値がある。なので春夏の剪定をするのは惜しい。別にしないでもいい(しなかったからといって枯れるわけじゃない)。

秋の剪定

秋になると冬支度を始め、小さな葉っぱを株元に出すのですが、その頃になっても花茎が残っていることがあります。サルビア・ブルークィーンは寒さに強いため、この花茎が消えずに春になって、新芽の生育を邪魔して樹形が乱れることがあります(特に中間地暖地で)。冬前になったら邪魔な花茎を早めに根元から切ってしまいます。
●気にしないなら剪定しないで放置しても「健康」には影響ない(剪定しなかったから枯れるってことはない。単に見た目の問題)。
スポンサーリンク
サルビア
サルビア
シソ科
ラベンダーセージ
ラベンダーセージ(インディゴスパイレス)の育て方
シソ科
チェリーセージ
チェリーセージの育て方…ヒョロヒョロっと伸びるものです
シソ科
アメジストセージ
アメジストセージ(レウカンサ)の育て方…半日陰でも綺麗っ!
シソ科
メドーセージ
ガラニチカ(メドーセージ)の育て方
シソ科
ブルーサルビア
ブルーサルビア
シソ科
ホワイトセージ
ホワイトセージの育て方…鑑賞ではなくスマッジングのために
シソ科