グランドカバーとは?
目次
グランドカバーとは基礎知識 グランドカバーを植える前にすること 雑草避けについて 雑記グランドカバーに適した植物 オススメ関連記事スポンサーリンク
グランドカバーとは
概要
ガーデニングする上で、地面を覆い隠すために植える、草丈が低いか、匍匐(ホフク)する性質の植物のこと。
フェンスに這わせるものも
グランドカバーと分類することがあります。一般的に性質は頑健なものが選ばれます。結果的にグランドカバーを植えた場所には
雑草が生えづらく、下草管理が楽になります。
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基礎知識
グランドカバーを植える前にすること
グランドカバーを植える前にすること
広い場所にグランドカバーを広げるなら、除草剤を撒いて枯らせてから。防草シートを敷いて、穴を空けてクラピアなどを植えると新たな雑草を抑制できます。防草シートは不織布のほうが良い。織ったものはほつれてしまう。耐久性が高い種類の方が結局は安上がりになります。防草シートの重なる部分は余裕を持って多めに重ねるといいです。隙間から雑草が伸びてきます。
防草シート+砂利を敷いても、いずれは落ち葉やホコリや土が堆積してそこに雑草が生える。それでも防草シートがあった方が良い。雑草が深くまで根を張れず、抜きやすいので。
雑草避けについて
雑草とグランドカバー
グランドカバーで雑草対策にするには、他の植物が生えてこないくらいに密になるかどうか?にかかっている。クラピアも地上部が枯れる冬から春は雑草が生えるし、
玉竜も
ダイコンドラも覆い尽くせなければ生えてくる。よって覆い尽くすまでは雑草を取らなくちゃいけない。
グランドカバーを広げても、その間から雑草はある程度生えてくる。生えた時に、グランドカバーの中に生えているために抜きにくい。グリホサート系除草剤を葉っぱに塗りつけることで、雑草だけを狙い撃ちして刈らせることも可能。
イネ科だけを枯らす除草剤もあるので、イネ科雑草が繁茂しているならコレを使う。イネ科以外…ハマスゲ、
カタバミ、
コニシキソウなどはグリホ系除草剤を塗るか、手で抜く。これが結構大変。
●グランドカバーは雑草避けにもなるが、地面が露出しているのが嫌!って理由で植えるのもある。
●防草にはアレロパシーの強い
ローズマリーを植えると雑草除けになる(グランドカバーにはならない)。
雑記
●斑入り品種は緑葉種(=普通種)より弱い傾向がある。斑入り種の中から先祖返りして緑葉が出てくると、その緑葉に侵食されて全部緑葉になってしまうこともある。緑葉は早めに摘んでしまうか、面倒なら最初から普通種を植える。
●寒冷地ならフユ
イチゴ・ミヤマフユイチゴ・
イブキジャコウソウなど。
●冬は汚くなるのはしょうがない。ダイコンドラ・セリセアは寒冷地以外では常緑。
●落葉樹が生えていて、落ち葉が邪魔ならバキューム(落ち葉を吸う機械)やブロワー(風を送って飛ばす機械)の購入を考えてみては?
●グランドカバーで覆うと虫が住みやすいため、トカゲやカナヘビがやってくる。トカゲやカナヘビは葉を食べる虫を食べるので「
害獣」ではないが。
●グランドカバーに限らずだが、管理する人がいるかいないか?は大きな問題で、手間がかかっても綺麗にしたいならば芝生が良い。それが面倒ならば玉竜・クラピアが次の候補になる。
●たまにグランドカバーに熊笹を勧める人がいるが、絶対にやめとく。
●日陰のグランドカバーには
サギゴケ・
アジュガ・リシマキアリッシー・リシマキアライムリーフ・リュウノヒゲ(玉竜)・
ラミウムなど。
グランドカバーに適した植物
オススメ
オススメ
グランドカバーにおすすめの植物で人気のものは
クラピア、
リュウノヒゲ(
タマリュウ)、
クローバー、
ダイカンドラ、
ポリゴナム、
クリーピングタイム(
ロンギカウリスタイム)、
シバザクラ、
アジュガ、
セダム、芝生(
高麗芝)など。画像付きで詳細にまとめたものは以下のリンクを参考に。
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