ペチュニア・ブリエッタの育て方

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ペチュニア・ブリエッタの基礎データ

ペチュニア・ブリエッタ
科名
ナス科
属名
ペチュニア属
学名
Petunia
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ペチュニア・ブリエッタの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ブリエッタとは?

ブリエッタはナス科ペチュニア属のペチュニアの園芸品種の一つ。ペチュニアよりもブリエッタは小輪で、生育旺盛で育てやすいです。八重咲きの「ブリエッタローズ」もあります。ローズは八重咲きで、若干加湿に弱い傾向があります。ブリエッタは非常に頑健で繁殖力旺盛なので、よほど乾燥するか極端に過湿でもしない限り、枯れるということはありません。

水やり

鉢植えの場合、基本は土が乾いていたら水をしっかりとやります。ブリエッタは日光の当たる場所で育てますので、非常に蒸発が早く、夏は朝と夕方の二回、水をしっかりとやらないと水切れを起こして成長が阻害されます。真夏に1日2回水をやっても水切れするようなら、半日陰に移動させてください。

庭植えの場合は春は晴れたら水やり程度。夏は鉢植えと同様に朝と夕方の2回毎日水やりをします。

肥料

ブリエッタは成長が早く、開花が多いため、肥料を必要とします。培養土には最初から肥料が入っていますが、これだけでは不足してしまいます。そこで成長期(4月〜10月)には液肥を三日に1回やります。もしくは1ヶ月に一回化成肥料をやりつつ、1週間に一回液体肥料をやります。肥料が切れると花が止まってしまい、ブリエッタのメリットがなくなってしまいますので、注意してください。
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植え付け・植えかえ

時期

4月〜6月あたりに流通するのでこの頃に植え付けます。4月にも流通していますが、4月はまだ地域によっては霜が降りるので、霜が降りなくなってから買うようにしましょう。

用土

土は市販されている「花と野菜の土」を植えるか、「ペチュニア・サフィニアの土」や「ブリエッタの土」という専用の配合がされた土もありますので、それで植え付けします。
よく鉢植え画像を見かけますが、庭植えしてもかまいません。
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ナス科の植物なので他のナス科植物と連作障害を起こします。過去二年ほどブリエッタを含んだペチュニア・サフィニア・カリブラコア、その他ナス科を植えていない場所に植えます。鉢植えであれば必ず新しい土で植えてください。

鉢植えの植え付け手順

直径30cm(尺鉢)に1苗を植えます。鉢底の穴を鉢底網で塞いで土が出ないようにしてから、鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

庭植えの植え付け手順

30cmほどの深さの穴をほって、苦土石灰を1平方mあたり150gの苦土石灰をまいて中和させます。1週間寝かせて中和させ、その土に腐葉土堆肥を3割ほど混ぜて、肥料を混ぜます。できれば1週間土を寝かせて馴染ませるとよいです。

あとは、苗を植え付けします。苗は少しほぐしたほうが根が広がりやすいです。株同士は30cm空けます。

管理場所・日当たり

日の当たる場所に植えます。半日陰など少々日が当たらなくても枯れることはないですが、やはり長所(小輪の花が大量に咲く)を引き出すには日光が必要です。

少々暑さと蒸れに弱い傾向がありますので、真夏はできれば風通しの良い場所が好ましいです。ただ、暑さで少々弱ってしまうとはいえ、水切れしないのならば枯れることはありません。梅雨前か夏前に株全体を刈り込んでおくと、暑さ・蒸れ対策になります。

切り戻し

株全体を半分か三分の一に切り戻しをすることで、摘芯となり、盛り返して更に株が大きくなり、開花が増えます。梅雨前に蒸れ対策を兼ねて、切り戻して風通しをよくしておくといいです。

病気・害虫

基本的に病気害虫には強いので、環境をよくしていれば発生しないか、発生しても枯れることはほとんどない。ウドンコ病ハダニアブラムシ灰色カビ病ウィルス病などが発生する。

病気害虫については以下のページを参考に。

特徴・由来・伝承

第一園芸が開発し生産販売するペチュニア新品種「ブリエッタ」です。八重咲きタイプのブリエッタローズもあります。特徴は小輪で匍匐性のペチュニアが素晴らしい勢いで大きくなることです。一株のブリエッタが70センチ~80センチの株へと成長するわけですから、もはや横長プランターに三つ植えるという従来の方法では、パンパンになってしまいます。

また、一般ガーデナーのブログには冬越しも可能という報告も散見されているように一定の耐寒性もあるようで、確実とは言いませんが、暖地では越冬して毎年花を咲かせる多年草宿根草という可能性もあります。ただペチュニアは連作障害と起こすため、越冬しても何年も長期間栽培するには、定期的に土の入れ替えが必要で一年草扱いの植物と考えた方が気が楽です。
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