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コノテガシワ・センジュの育て方

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コノテガシワ・センジュ
目次
コノテガシワ・センジュの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
株の増やし方
栽培可能地域
管理場所・日当たり
病害虫
剪定・切り戻し
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学名などの基礎データ
コノテガシワ・センジュの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
コノテガシワ・センジュ
科名
ヒノキ科
属名
コノテガシワ属
学名
Platycladus orientalis 'Compacta'
別名
児手柏千手
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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コノテガシワ・センジュの特徴は?

センジュはヒノキ科コノテガシワ属のコノテガシワの園芸品種。常緑低木針葉樹コニファー)。雌雄異花。庭植えにしても乾燥に弱いので、様子を見て水やりをしてください。コノテガシワより樹高が低めで放置していても樹形が乱れにくいので庭木に適している。シンボルツリーとしてよく植えられています。現在は生育が早く、葉色の鮮やかな、コノテガシワ・エレガンテシマがよく見られます。

生育速度は30cmくらい。
樹高1.5mから3m
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水やり

庭植えの水やり

コノテガシワ・センジュは乾燥が苦手で、水切れが起きやすい。庭植えにしていても植え付けして二年以内は土に十分に根が張っていないので、水切れが起きるので、庭植えでも水やりをしましょう。特に夏は水やりをしっかりとやるようにする。

植え付けて二年後以降も乾燥しやすいので様子を見て水やりをしましょう。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は鉢の土に指で触れてみてカラカラだったなら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。土が乾くまで水をやらないようにします。受け皿に溜まった水は腐ると根腐れの原因となるので、気がついたら捨てます。

肥料

2月に寒肥として緩効性化成肥料油粕をやる。この肥料は春以降に出る新芽のための栄養で、肥料が切れると葉っぱが少なくなり、葉色が悪くなる。コノテガシワ・センジュは意外と肥料を必要とするので、肥料切れしないように気を付ける。

葉っぱがまばらになるのは肥料不足が原因ってことが多いです。

植え付け・植えかえ

11月から3月あたりの株が活動をしていない時期。寒冷地では真冬は避けた方がいい。

用土

鉢植えなら園芸店で販売している花と野菜の培養土で植えます。自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使います。庭植えであれば、庭土に3割ほど腐葉土か堆肥を追加して混ぜて用土として使う。

庭植え

庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、苦土石灰を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して3割ほど追加して、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。

穴に半分用土を戻して、苗を配置し、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやってください。

鉢植え

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えをするときは、現在の鉢より一回り大きな鉢を用意します。ひと回りとは現在の鉢より1号か2号大きな鉢のことです。古い鉢から抜き、土を落とさず、根をいじらないで植え替えてください。どうしても同じ大きさに植え替える場合は、根をいじらないように少量の土を落として植え替えます(枯れることもあるし、枯れなくても生育不良を起こして回復まで時間がかかるので、土は落とさない方がいい)。

株の増やし方

増殖方法は、挿木で行います。まず、元気の良い枝を10cm〜12cmほどの長さで切り取ってください。その後、枝の切り口側の葉を取り除きます。赤玉土を使用した単用の苗床を用意し、枝の切り口を土に埋めます。管理の際には、日陰で乾燥しないように十分に注意してください。発根材を塗布することで、発根の成功率が向上します。枝が発根していたら、鉢や庭に移植することができます。

栽培可能地域

九州南部・九州北部・中国・四国・関西・中部・関東南部・関東北部・東北南部・東北北部・北海道南部
参考自分の地域で育てられるのか分からないときに読むページ

暑さに強く、寒さにも強い。

管理場所・日当たり

日当たりを好み、日光が少ないと葉色が悪くなり、葉っぱが少なくなる。といっても多少の半日陰くらいなら問題なく育つ。乾燥に弱いので西日が当たっていると乾燥で枯れこむことがある。西陽が当たる場合は、ヨシズなどで株元を遮光するか、マルチングして乾燥を防ぐといいです。

耐寒温度はマイナス15度くらい。寒さには強いが、雪が積もると枝が折れることがあるので、降雪遅滞では雪囲いをする。庭木の雪囲いを参考にしてください。

病害虫

カイガラムシハダニアブラムシスギドクガ・ミノガ(ミノムシ)・コガネムシなどが発生します。

剪定・切り戻し

基本的に小さくまとまり、樹形が乱れにくいので、放置でもさほど問題ない。

強い剪定は2月か3月の新芽が動き始める前に行う。この頃に、幹の内部まで風が通るように枝を間引くと、病害虫を予防できる。枯れた枝を落とし、変な方向に伸びた枝や樹形を乱す枝を落とす。

弱い剪定(=樹形を整えるために葉っぱをむしる程度)なら3月から7月あたりにする。
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樹高が想定以上に大きくなったら、芯止をする。芯止は芯(=成長点)を切って大きさを抑えることです。切り戻して、枝に全く葉っぱがないと新しい葉っぱや枝は生えてこない。そのまま枝が枯れてしまうので、葉っぱが残るように剪定すること。
●ハサミで切ると茶色く枯れこむが、それで枯れることはない。詳細は「コニファーを金属のハサミで切ると切り口が茶色になる?」で。
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