アリッサム(ニワナズナ・スイートアリッサム)

科名 | アブラナ科 |
属名 | ミヤマナズナ属 |
学名 | Alyssum |
別名 | ニワナズナ・スイートアリッサム |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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アリッサム栽培の特徴


秋やまだ寒い早春に植えて、夏まで楽しみ、夏には暑さで枯れる一年草扱いの植物です。こぼれダネで増えることがあり、環境が合えば、一度植えると毎年出てきます。開花が長いですが、ずっと咲き乱れているわけではなく、真冬はまばら。それでも園芸植物としては非常に優秀に良く咲きます。切り戻しをすることでコンモリになります。放置していると、地面を這うように広がります。
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アリッサムの水やり
アリッサムの水やり比較的、乾燥を好むので、地面が乾いたらタップリと水をやってください。土がいつも濡れているようだと、湿気で葉が傷んだり、根が腐ります。鉢植えの場合は土に触ってみて、湿っているようであれば水やりは控えます。
庭植えした場合も、土が乾いていたら水をやるようにします。頻繁に水をやる必要はありません。
アリッサムの肥料
アリッサムの肥料開花時期は液体肥料を1週間に一回程度肥料をやってください。花が多い植物なので肥料が切れると花が減ります。
●肥料が切れると葉っぱが黄色くなります。多湿・乾燥でも黄色くなるので状況を見て判断してください。
アリッサムの植え付け・植えかえ
植え付け時期
植える時期は秋か春か霜が降りる前に植えて春から長く楽しむ場合と、春に植える場合があります。寒冷地では寒すぎるので、春に植えるのが無難です。
用土
用土用土は市販の花と野菜の土で植え付けます。もしくは赤玉土7腐葉土3を混ぜたもので植え付けをしてください。緩効性肥料を混ぜておきます。
●酸性の土が苦手です。庭植えする場合は植え付けをする2週間前に石灰を混ぜて中和させておきます。
植え付けの注意点
注意点アリッサムの植え替え・植え付けをするときは、ポットの土を崩さないでください。根が傷つくと、成長不良になったり、枯れることもあります。大きな株を植え替えるときは、地上部を半分ほど刈り込みます。これで根の負担を減らし、回復を早めます。出来れば、大株の植え替えはしないほうが無難。
●こぼれダネでも増えるし、夏越も出来ないわけじゃないです。ただ苗が高いわけではないので、あんまり気にしないで、毎年買ったほうが気楽です
●挿し木も可能だが、一般的ではない。簡単に増えるので。
●こぼれダネは親の性質を受け継がないので、花付が悪くなったり、野性っぽくなったりします。やっぱり店で売ってるものとは違います。
●挿し木も可能だが、一般的ではない。簡単に増えるので。
●こぼれダネは親の性質を受け継がないので、花付が悪くなったり、野性っぽくなったりします。やっぱり店で売ってるものとは違います。
寄せ植えにも
寄せ植えにも寒さに強く、小さな花をたくさん咲かせ、なおかつ花の形状が他の植物と喧嘩しないので、寄せ植えに適しています。
アリッサムの管理場所
日当たりで管理してくださいアリッサムは日照不足に弱いです。日照不足で株が弱くなり、抵抗力が下がって、病害虫に弱くなります。
冬の寒さについて
耐寒性(マイナス5度)はありますが、霜に当たったり、寒風に当たると枯れてしまいますので、軒下や、何かの植物の下になって、霜が直撃しなければ大丈夫です。
●霜は気温が4度以下で発生します。マイナス5度まで耐えるのに、霜に当たると枯れるのは変に思いますが、霜は細胞壁を壊すので気温が低いのより、植物には辛いのです。
暑さに弱い
地中海の植物で乾燥気味が適しています。本来多年草ですが、夏の暑さと湿気に耐えられず枯れることがほとんです。しかし、風通しの良い日陰で乾燥気味に管理すれば夏越しも可能です。
●夏は木の根元など木陰になるようなところに植えると、夏越しやすい
●半日陰で管理すると書きましたが、真夏の直射日光には負けない。葉焼けするということもない。よって気温と多湿さえ避ければ、できれば日当たりを好む。条件が合えば真夏でもチラホラと花が咲く。
●夏越に成功すると徐々に株が大きくなります
●白アリッサムと濃い紫は夏越しやすく、色つきアリッサムは夏越ししにくい…という話も
●白アリッサムは他の色とは「種」が違う。つまり性質が違う。よく見ると花の形も違う。
●葉っぱが赤くなるのは、寒さに当たったから。病気じゃないです。暖かくなると元に戻ります。
●半日陰で管理すると書きましたが、真夏の直射日光には負けない。葉焼けするということもない。よって気温と多湿さえ避ければ、できれば日当たりを好む。条件が合えば真夏でもチラホラと花が咲く。
●夏越に成功すると徐々に株が大きくなります
●白アリッサムと濃い紫は夏越しやすく、色つきアリッサムは夏越ししにくい…という話も
●白アリッサムは他の色とは「種」が違う。つまり性質が違う。よく見ると花の形も違う。
●葉っぱが赤くなるのは、寒さに当たったから。病気じゃないです。暖かくなると元に戻ります。
アリッサムの病害虫
アリッサムの病害虫コナガの幼虫、モンシロチョウの幼虫、エカキムシ、ナノクロムシ、ハモグリバエ(エカキムシ)などが発生します。
コナガとモンシロチョウの幼虫はオルトランで予防できます。
●コナガに注意。一日でほとんど丸裸にされることもある。前もって早めにオルトランを撒くべき。
●オルトランは根から吸収した成分を食べた虫が死ぬもので、撒いてから効き目が出るまで時間が掛かる。虫に出会ってしまったら、とりあえずは捕殺か薬殺かしましょう。
●ナノクロムシは花を中心に食べる。すると葉っぱだけになる。これでは雑草。
●オルトランは根から吸収した成分を食べた虫が死ぬもので、撒いてから効き目が出るまで時間が掛かる。虫に出会ってしまったら、とりあえずは捕殺か薬殺かしましょう。
●ナノクロムシは花を中心に食べる。すると葉っぱだけになる。これでは雑草。
その他
切り戻しをアリッサムは花が上へ上へと咲いていくので、しばらくすると間延びします。そこで、こまめに花ガラ摘みをしていくか、花がひと段落したら、全体を三分の一の高さに刈り込みます。すると、脇から芽が出てきて、株が大きく育って、花も増えます。
特徴・由来・伝承

石鹸みたいな甘い香りがするので、スイートアリッサムと呼ぶこともあります。甘い香りを感じるためにはかなりモサモサにならないと無理です。
夏越ししやすいアリッサムも
スーパーアリッサムという夏越ししやすく、花の大きなアリッサムもあります。スーパーアリッサムの場合は、夏越しして毎年株が大きくなっていきます。
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