ルコウソウ(縷紅草)

科名 | ヒルガオ科 |
属名 | サツマイモ属 |
学名 | Ipomoea quamoclit |
別名 | 縷紅草 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ルコウソウの育て方

5月に種を撒いて、それが夏の間生育します。秋以降は寒さで枯れてしまいます。一年草扱いです。
ルコウソウの仲間マルバルコウソウは本州中部以南では旺盛に繁殖、野生化している雑草です(やっかいなほどに)。ルコウソウも非常に頑健で一度植えると翌年もこぼれダネから芽を出すことがあります。とは言っても、マルバルコウソウほどのしぶとさはないので、人の手で管理しているところでしか、広がりません。
まとめ
●5月以降に苗を植えるか、種まきをして苗を作って植える。
●土が乾いたら水をやる。夏は鉢植えでも庭植えでも朝夕の2回しっかりと水をやる。
●生育時期に肥料をやる。
●日当たりで育てる。
●蔓性でネットなど絡ませるものが必要。
●グリーンカーテンに利用されます。
●5月以降に苗を植えるか、種まきをして苗を作って植える。
●土が乾いたら水をやる。夏は鉢植えでも庭植えでも朝夕の2回しっかりと水をやる。
●生育時期に肥料をやる。
●日当たりで育てる。
●蔓性でネットなど絡ませるものが必要。
●グリーンカーテンに利用されます。
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水やり

庭植えは5月〜7月上旬の気温があまり高くない時期は土の様子を見て水をやります。7月中旬以降の高温時期は鉢植え同様に朝夕の2回、水をやりましょう。
肥料
苗を植えてから生育している間は緩効性肥料を1ヶ月に一回やるか、1週間に一回液体肥料をやります。肥料が多すぎると開花が鈍くなるので、やりすぎに注意します。植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
ルコウソウは寒さに弱く、霜に当たると枯れます。種まき・苗の植え付けは霜の降りなくなる5月以降に行います。種まき
種子は100円均一でも販売しています。発芽温度は20度〜25度とちょっと高い。5月に種まきします。一晩水につけて、やすりなどで傷つけておくと発芽しやすくなります。種を蒔き、土を5mmほど被せておき、乾燥しないように管理していると発芽します。発芽したら間引いて本葉が5枚になったら植え付けます。直播にした場合は間引いて株間30cmにしていきます。用土
用土は花と野菜の土で庭植えする場合は前もって苦土石灰と腐葉土を混ぜておきます。また、庭の土の水はけが悪い場合は土に川砂を混ぜます。鉢植えにする場合は、花と野菜の土(培養土)で植え付けをします。
鉢植え

庭植え
庭植え推奨です植え付けの2週間前に深さ20cmを掘り返して、苦土石灰をまいておきます。植え付けの1週間前に庭土に対して2割か3割の腐葉土か堆肥を足し、化成肥料をやって、よく混ぜて用土とします。
ここに株間30cmをあけて苗を植え付けます。もしくは種を直播してもいいです。苗を植えるのであれば、苗の土はほぐさないで植え付けます。
ネットに絡ませる
ツル性です。支柱やネットが必要ツル性で何かに絡みついて生育します。アーチを用意して絡ませて日陰を作ることも可。グリーンカーテンにもできます。花が綺麗ですが、葉っぱが細くて影が薄い。でも、影の濃いゴーヤ・ヘチマといったウリ科と混植すると負けてしまうので、植えるのであればルコウソウだけを植えるようにします。
●混植するなら、フウセンカズラと混植しましょう。影の薄さが同じくらいですし、負けません。
管理場所・日当たり
夏の暑さにも一切負けない!日当たりでルコウソウは夏の暑さに負けません。グリーンカーテンにも使えます。ルコウソウで夏の日よけを作って、他の夏の暑さに弱い植物のために日よけを作るのもイイですね。一年草で秋になると寒さで枯れます。
摘芯しましょう
摘芯すれば更に摘芯することでより株が大きく生育します。摘芯は成長点…ツルの先を切ることで脇芽を出させることです。摘芯はツルが20cm以上になったら、定期的に何度か繰り返して脇枝を出させます。
病害虫
基本的にあまり病害虫は発生しない。株が健康ならば発生しても枯れることはないです。アブラムシ
葉っぱの汁を吸う虫。発生すると蟻(アリ)がたかる。ルコウソウは食用ではないので、植え付け時にオルトランを撒いたり、発生後に薬剤で駆除する。ウィルス病を持ち込む。
ハダニ
高温・乾燥のときに発生する。小さな虫で葉っぱの汁を吸い、弱らせる。葉っぱにも水がかかるように水やりすれば予防できます。ウィルス病を持ち込む。
ケムシ・イモムシ
蝶や蛾の幼虫で葉っぱを食べる。見つけたら踏み潰す。たくさん発生するとアシナガバチがやってくるかもしれない。
ウドンコ病
白い粉を吹いたようになる。株が健康ならば、発症してもそこまで悪化しない。風通しをよくすると発生は予防できます。葉っぱを間引いてすいてあげます。
ウィルス病
花びらがマダラ模様が出ます。ウィルス病は治療ができないため、発症したら抜いてしまいます。抜かないと別の株に感染します。
特徴・由来・伝承
ヒルガオ科サツマイモ属、イポメアやアサガオの仲間。ルコウソウの細い葉っぱで遠くから見ると霞が掛っているように見えます。仲間のマルバルコウソウは葉っぱがアサガオやサツマイモのようになっていてて、マルバルコウソウとルコウソウは一目で区別出来ます。スポンサードリンク