デュランタ・ゴールドエッジの育て方

TOP > クマツヅラ科 > デュランタ…x最終更新2021-09-06画像投稿

デュランタ・ゴールドエッジの基礎データ

科名: クマツヅラ科
属名: ハリマツリ属
学名: Duranta repens　Goldedge
水やり: 水を好む
場所: 外の日なた
難易度: 中級者向け

デュランタ・ゴールドエッジの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

デュランタ・ゴールドエッジとは？

育て方の概要
デュランタ・ゴールドエッジはクマツヅラ科のデュランタの園芸品種。葉っぱに黄色い斑が入っているのが特徴。常緑低木とされるが日本では寒さで冬に落葉することが多い。花はあまり咲かないので観葉植物として扱われる。寒さには弱く、夏の直射日光にも葉焼けする。ほとんど流通していない。
樹高1.5ｍ

まとめ
●デュランタ・ゴールドエッジはクマツヅラ科のデュランタの園芸品種。
●あんまり流通していない。管理人は見たことない。
●水やりは普通。鉢植えなら土が乾いていたら水をやる。
●生育時期に肥料をやる。
●葉っぱが強い直射日光に葉焼けするので半日陰で。
●冬は室内で管理するのが無難。

デュランタ・ゴールドエッジの水やり

庭植えの水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。

鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。

●夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。
●冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。朝に水をやります。昼以降に水をやると水が明け方に凍って枯れてしまうかもしれません。
●寒さで地上部が落葉したり、枯れ込んでいても、根まで枯れていなければ春には回復する。なので地上部が枯れ込んでも春までは水やりはストップしない。

参考リンク
水やり三年…水やりは難しい。（初心者向き）

デュランタ・ゴールドエッジの肥料

生育時期の春から夏に二週間に一回液体肥料をやる。もしくは一ヶ月に一回緩効性固形肥料をやる。花はさほど咲かないので控えめでいいです。

植え付け・植えかえ

植え替え時期
5月から7月あたりに植え替え・植え付けをする。
用土
一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使う。庭植えする場合は、庭土に3割ほど腐葉土か堆肥を追加して混ぜて用土として使う。
鉢植えの植え替え
鉢植えの場合は、根鉢（ポット）より一回り大きな鉢か、同じ大きさの鉢を用意します。古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

●古い土を落とさず、根をいじらないようにすれば、地上部を剪定する必要もなく、植え替えのダメージを軽減させることもできる。その際は必ず、一回り大きな鉢に植え替える。

庭植えの植え付け
庭植えの場合は、植え付ける二週間前に苦土石灰をまいて中和させておく。深さ30cmから40cmほど掘り返し、掘り出した土に腐葉土か堆肥を３割ほど混ぜて、混ぜた土の半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

参考植え付け直後に水をやる

栽培可能地域

九州・中国・四国・関西・中部・関東

参考自分の地域で育てられるのか分からないときに読むページ

鉢植えにして室内で管理するならば、全国で栽培できる。
庭植えにした場合は関東以西の温暖な地域であれば越冬ができるかも。九州南部・四国南部あたりではほぼ越冬可能。

管理場所・日当たり

半日陰で
デュランタ・ゴールドエッジは斑入り品種。斑入り部分には葉緑素が少なく、そもそも葉焼けしやすい。夏の直射日光に葉焼けするので、庭植えならば「半日陰」のところに植える。
鉢植えの場合は、春と秋は戸外の日当たり、夏は戸外の半日陰、冬は室内で管理するか、一年中室内の日当たりで管理する。室内で管理する場合も夏はレースのカーテンなどで遮光してやらないと葉焼けする。
冬
10度以下になると生育が鈍くなり5度前後で落葉してくる。落葉しただけでは枯死はせず、根まで完全に枯れていなければ春にはまた芽吹く。暖地であれば戸外で越冬も可能。暖地以外では冬は室内で取り込むのが無難。

●関東以西の平野部であれば、地上部が枯れ込んでしまうが根まで枯れていなれば春には芽吹く。

参考リンク
室内と戸外での日光量の違い
庭木の雪囲い