●気温が18度を超えると病害虫が発生しやすくなる。時期としては3月以降から11月あたり。
●新芽に濃い薬剤・濃い展着剤のものを散布すると薬害が出ることがある。特に3月に出る柔らかい新芽には薬害が出やすいので控える。
●薬剤を散布して一週間ほど経つと新芽が成長して薬剤がかかっていない部分が伸びてくる。するとそこを病害虫に狙い撃ちにされる。新芽を好む
アブラムシや
ヨトウムシやゾウムシなど。
●雨が降ると黒星病・ウドンコ病・
灰色カビ病などは発生しやすいので、雨が降る前に薬剤を散布して予防すると良い。雨が多い時期は散布頻度が高くなる。
●病害虫の被害にあった部分を、むしってその場に落とすと、病気が別の部分に感染したり、葉っぱに住んでいた幼虫が落ちた葉っぱを食べて成長してまた登ってくるので必ずむしって廃棄する。
●気温が30度を超えると散布した薬剤がすぐに乾いて薬剤が濃縮されて、それが新芽に薬害が出ることがある。薬害が出ると縮んで黒くなる。薬剤を1.5倍に薄めて散布する。
●薬剤の散布は風のない午前中や日没後に行う。病気の発生部分と感染・被害に遭いやすい新芽や葉裏を重点的に散布する。
●散布するときは眼鏡・マスク・手袋・帽子をし長袖・長ズボンを履いて肌を露出しないようにする。散布後は皮膚を石鹸で洗います。
●株が10個いないなら1リットルから2リットルのスプレー(手動)で十分。30分以上になると電動じゃないとキツい。
●薄めた薬剤は効力がなくなっていくので、すべて使う。